ガルバリウム屋根にも塗装メンテナンスが必要!寿命を伸ばすには適切な時期に行う事が重要!
耐久性が高く、近年、人気が高まっているガルバリウム屋根。
今回は、ガルバリウム屋根の特徴やメンテナンス方法を紹介いたします。
最後には、こうちゃんペイントで施工させていただいた事例も紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.ガルバリウム屋根にも塗装が必要!
2.超高耐久ガルバ「スーパーガルテクト」の特徴と保証期間
3.屋根点検の目安は5年に1度
4.メンテナンスが必要な劣化症状
5.屋根塗装に使われる塗料の耐久年数と特徴
ガルバリウム屋根にも塗装が必要!
耐久性が高く、耐久年数が長いという特徴があるガルバリウム屋根ですが、メンテナンス方法について、間違った認識を持っている方も多くいらっしゃいます。
ガルバリウム屋根の正しいメンテナンス方法を見てみましょう。
メンテナンスフリーな屋根はない
どんな屋根でも、定期的なメンテナンスは必ず必要です。
ガルバリウムの場合、金属の表面にメッキ処理をする事で、水に強い屋根材に仕上げています。
しかし、そのメッキ処理も経年劣化で防水効果を失ってしまいます。
金属は水に弱いため、長年放置してしまうと、サビが起きて、雨漏りを起こす可能性もあります。
また、屋根下に張られているルーフィングという防水シートの一般的な耐久年数は20年程度なため、張り替えが必要となる場合があります。
耐久年数が長いガルバリウム屋根に合わせて、ルーフィングも、グレードが高く、耐久年数が長いものを使っている可能性もありますので、住宅に使われている建材の資料が残っていたら確認しておく事をおすすめします。
ガルバリウムに塗装が必要な時期はいつ?
ガルバリウム屋根の塗装時期は築15年〜20年と言われています。
しかし、周囲環境や劣化の状況で、目安の時期より早く塗装が必要となる場合もあります。
特に、海岸沿いの住宅は塩害の影響を受けやすく、メンテナンス周期が短くなるため、早めに塗装することをおすすめします。
また、台風や突風で飛来物があった場合、屋根材が破損してしまうと、傷がついた部分からサビが起きてしまう可能性もあります。
超高耐久ガルバ「スーパーガルテクト」の特徴と保証期間
ガルバリウム屋根の中でも、おすすめな屋根材が「スーパーガルテクト」です。
屋根の葺き替えやカバー工法でも人気です。
特徴やメンテナンス方法を見てみましょう。
スーパーガルテクトの特徴
軽量で耐久性が高く、断熱材が入っているため、一般的なガルバリウム屋根の「雨音がうるさい」と言うデメリットを解消しています。
メッキ層を厚くして耐久性を高めているため、メーカーの長期保証が受けられるのも重要なポイントです。
保証内容 |
設置からの年数 |
塗膜 |
15年 |
赤サビ |
20年 |
穴あき |
25年 |
スーパーガルテクトの塗装時期
耐久性の高いスーパーガルテクトにも塗装メンテナンスが必要です。
メーカーの推奨している塗装時期は設置から15年ですが、周囲環境によって、早い時期に塗装を行った方が良い場合もあります。
屋根の塗膜に色褪せや変色が見られる場合は、防水性が低下している恐れがあるため、早めに業者へ相談する事をおすすめします。
屋根点検の目安は5年に1度
屋根の寿命を伸ばすためには、屋根点検がとても重要です。
5年に1度、点検を行う事をおすすめします。
屋根材や塗膜の寿命が来ていないのに点検する理由は、台風や突風、動物による被害などで屋根材が破損したり、棟や板金が浮いてしまう恐れがあるためです。
劣化した屋根を放置してしまうと、雨漏りの危険性が高まるだけでなく、浮いた棟や板金が風で飛ばされて、近隣住宅にまで被害が出てしまう可能性もあります。
屋根は目視で劣化状況を確認できないため、業者へ依頼して点検してもらう必要があります。
自分で屋根にのぼり、点検するのは大変危険ですので、高所の作業は業者に依頼しましょう。
こうちゃんペイントは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。外壁屋根塗装だけでなく、リフォームも行っておりますのでお気軽にご相談ください。
メンテナンスが必要な劣化症状
屋根は住宅の中でも面積が広く、建物全体を覆っているため、適切な時期にメンテナンスを行う事が重要です。
以下の症状がある場合は、早めに業者へ相談しましょう。
色あせ・チョーキング現象の発生
屋根の塗膜に色褪せがみられる場合や、チョーキング現象が起きている場合は、塗膜が劣化し、防水性が低下しています。
屋根に雨が染みて湿った状態が続くと、劣化のスピードを早めてしまいます。
コケ・カビの繁殖
屋根材の表面に、コケやカビが繁殖している場合は、屋根の表面に雨水が染みて、湿った状態が長く続いている可能性があります。
コケやカビの繁殖は見た目がよくないだけでなく、最悪の場合、健康被害をもたらす可能性もあります。
塗装メンテナンスのできる屋根材の場合は、早めに塗装を行いましょう。
サビの発生
ガルバリウム屋根は金属でできているため、メッキ層が劣化したり、傷がついてしまうと、雨の影響でサビが発生する場合があります。
初期の段階であれば塗装で修繕することも可能ですが、サビが広がってしまうと、一部張り替えが必要となります。
棟板金の浮き・コーキングの劣化
棟や板金などを止めている釘が浮いてしまうと、風などで飛ばされやすく、近隣にも被害が出てしまう可能性があります。
定期的な屋根点検をおすすめします。
また、板金の繋ぎ目などに使われているコーキングが劣化してしまうと、隙間から雨漏りを起こす可能性があります。
コーキングは5〜10年で寿命を迎えてしまうため、屋根塗装などのメンテナンスを行う前に修繕が必要となってしまう場合もあります。
雨漏り症状がある
室内の天井や壁に、シミが現れたり、壁のコーナーにカビが生えてしまう場合は、住宅の内部で雨漏りが起こっている可能性があります。
雨漏りは住宅の木材を弱らせてしまうため、放置してしまうと修繕費が高額になってしまう事も。
雨漏りかな?と思ったら、早急に業者へ相談しましょう。
雨漏りの原因を突き止めるには専門的な知識が必要な上、雨漏りの原因となっている箇所、全てを修繕しなければいけません。
雨漏りの修繕事例が豊富な専門の業者へ依頼する事をおすすめします。
こうちゃんペイントには、雨漏りに関する資格を保有したスタッフが在籍しています。
経験豊富なスタッフが、雨漏りの原因を全て突き止め、適切な修繕を行います。
ご相談・お見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
屋根塗装に使われる塗料の耐久年数と特徴
屋根塗装の寿命は塗料の種類によって変わります。
メンテナンスの手間や、長期的コスト、塗料の機能性などバランスを見て塗料を選ぶ事をおすすめします。
シリコン塗料
寿命 10〜13年
耐久年数と費用のバランスがよく、塗料の種類や色が豊富なため、よく採用される塗料です。
こまめに塗り替えて、綺麗を維持したい方や、デザインや色にこだわりのある方におすすめです。
ラジカル塗料
寿命 10〜13年
2012年に初めて発売された塗料です。
紫外線が塗膜に当たると、「ラジカル」というエネルギー現象が起き、表面の劣化が進んでしまいます。
そのエネルギー現象を抑える機能を持ったラジカル塗料は耐久年数が長く、低コストで施工できるため、近年人気の塗料です。
しかし、ラジカル塗料は白色のため、濃い色や彩度の高い色に塗る事が難しいため、デザインによっては採用できない場合があります。
ピュアアクリル塗料
寿命10〜15年
ピュアアクリル塗料は、アクリル純度を高める事で、耐久性を向上させた塗料です。
一般的なアクリル塗料は耐久性が低く寿命も短いのが特徴ですが、ピュアアクリル塗料の場合は、寿命が15年と長く、防水性にも優れています。
また、弾性があり、建物の揺れなどで起きるひび割れにも強いのが特徴です。
フッ素塗料
寿命13〜20年
耐久年数が長く、汚れに強い塗料なため、屋根塗装によく採用される塗料です。
フライパンの表面処理などによく使われるフッ素。
表面の汚れが落ちやすく、雨と一緒に流れてくれるため、綺麗な状態を維持しやすいのも特徴です。
屋根材との密着度も高く、長期的コストパフォーマンスが良い塗料です。
無機塗料
寿命18〜25年
塗料の中で最も耐久年数が長い塗料です。
屋根や外壁の塗装は、現場調査やプラン作成など手間が多いため、次回メンテナンスまでの期間が長いのは魅力的なポイントと言えます。
無機塗料は、紫外線などに反応して劣化を起こしてしまう有機物を限りなく抑え、耐久性を向上させた塗料です。
汚れが吸着しにくく、不燃性という特徴も持っているため、住宅を綺麗に保つ事ができます。
まとめ
今回は、ガルバリウム屋根のメンテナンス方法や、修繕が必要な劣化症状、塗装に使われる塗料の紹介をいたしました。
耐久性の高いガルバリウム屋根ですが、適切なメンテナンスを行わないと住宅の内部まで劣化が進んでしまう事になり、修繕費用も高額になってしまう可能性があります。
劣化症状が見られる場合は早めに業者へ相談する事をおすすめします。
こうちゃんペイントは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。外壁屋根塗装だけでなく、リフォームも行っておりますのでお気軽にご相談ください。
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