ベランダ・バルコニーには防水工事が必要!FRP防水の特徴や工程も解説!【施工事例あり】


ベランダやバルコニーの床部分は適切な時期に防水工事を行う必要があります。

広告などで、よく目にする外壁塗装などとは違い、防水工事の必要性を知らない方も多く、劣化に気づいた時は、大掛かりな修繕工事が必要となってしまう場合も…


今回は、ベランダやバルコニーに必要な防水工事の種類や特徴、工程などを紹介いたします。

最後には、こうちゃんペイントで施工させていただきました施工事例も紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。




目次
1.ベランダやバルコニーに防水工事が必要な理由
2.ベランダ・バルコニーの防水工事は2種類
3.防水工事をメリット・デメリットで比較
4.放置しておくと危険な劣化症状
5.FRP防水の工程
6.防水工事と外壁塗装は同時施工がおすすめ!
7.こうちゃんペイントの施工事例を紹介!



ベランダやバルコニーに防水工事が必要な理由


ベランダやバルコニーの床は建物に雨水が侵入しないために、防水処理がされています。

防水性は、経年劣化などが原因で、施工から10〜15年程度で効果が薄れてしまいます。


防水の耐久年数を迎えてもメンテナンスをせず、放置してしまうと、経年劣化で防水性を失った床部分から雨漏りを起こしてしまう可能性があります。


雨漏りは住宅の木材を腐らせ、最悪の場合、耐震性の低下に繋がってしまいます。

修繕費用も高額になってしまうため、適切な時期にメンテナンスを行う事をおすすめします。




ベランダ・バルコニーの防水工事は2種類


一般住宅のベランダやバルコニーに採用される防水工事は2種類です。


それぞれの特徴を紹介いたします。

ベランダやバルコニーの用途によって適切な施工を選びましょう。




ウレタン防水


耐久年数 10~15年


ウレタン防水は、下地部分に直接、ウレタン樹脂を塗布する施工方法です。


厚さ2mm~3mm程度の防水層を形成し、トップコートを塗布して仕上げます。

柔軟性がある施工方法なため、傾斜がある面や複雑な形状の床でも対応可能です。


ウレタン防水の施工方法には、密着工法とメッシュ工法があります。

メッシュ工法は、ウレタン樹脂と下地の間にメッシュシートを挟むため、耐久性が上がります。




FRP防水


耐久年数12~20年


FRP防水は、ガラス繊維に樹脂を重ね塗りして、仕上げる施工方法です。

硬化後は表面が非常に硬く仕上がるため、大型施設の屋上駐車場などにも採用されています。


人の出入りが多いベランダや、子供が遊ぶバルコニーなどにおすすめです。




防水工事をメリット・デメリットで比較


それぞれのメリットデメリットを比べて、より良い施工方法を選びましょう。

メンテナンス予算や用途によって適切な防水工事を選ぶ必要があります。




ウレタン防水


メリット

・施工性が柔軟、場所を選ばない

・他の防水工事と比べ費用が安価

・軽量なため建物への負担が少ない

・工期が短い

デメリット

・FRP防水などと比べ耐久年数が短い

・施行中にウレタンの臭いが発生する

・手作業なため職人の技量で仕上がり具合が左右される



FRP防水


メリット

・施工性が柔軟、場所を選ばない

・軽量なため建物への負担が少ない

・非常に硬く硬化するため耐久性が高い

・ウレタンと比べると耐久年数が長い

デメリット

・伸縮性がほとんど無くひび割れを起こす可能性がある

・施工中は化学物質による臭気が発生する

・ウレタン防水と比べると費用が上がる



こうちゃんペイントは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。外壁屋根塗装だけでなく、リフォームも行っておりますのでお気軽にご相談ください。




放置しておくと危険な劣化症状


防水部分が耐久年数を迎えていない場合でも、メンテナンスが必要な場合があります。


紫外線のあたり方や、周囲環境によって、劣化が進むスピードは変わるため、劣化症状が見られる場合は、早めに業者へ相談することをおすすめします。




トップコートや防水膜の剥がれ・膨れ


トップコートが擦れて、色褪せを起こしている場合や、防水層の内側に空気を含んで膨れている場合は、防水性が低下している恐れがあります。


色褪せや擦れはトップコートの塗布を行う事で防水層を守る事ができますが、防水層が膨れたり剥がれたりしている場合は、全体の防水工事が必要となります。




ひび割れ


幅0.3mm程度のひび割れ
が発生している場合は、雨漏りを起こしている可能性は低く、早急な対応は必要ありません。

しかし、トップコートの劣化が進んでいるため、早めに業者へ相談する事をおすすめします。


ひび割れの幅が1mmを超える場合は、雨水が染み込んで雨漏りを起こしている可能性があります。

業者へ相談し、早めに現場調査を行ってもらいましょう。




水はけの悪さ・こけの繁殖


ベランダやバルコニーの一部に水たまりができる、コケやカビが繁殖している場合は、早めに防水工事を行いましょう。


床が変形してたり、防水機能が低下していると、湿気った状態が長く続いてしまいます。

カビの繁殖は見た目の悪さだけでなく、健康被害の危険性もあるため、早めのメンテナンスをおすすめします。




雨漏り


ベランダの下にシミやカビが発生している場合は、雨漏りを起こしている可能性が高いため、早急に業者へ相談しましょう。


見た目では小さなシミに見えても、ベランダの柱部分や外壁の内部では、木材の腐食が進んでいる可能性もあります。


雨漏りは複数箇所で起こっている可能性もあるため、専門知識が豊富な業者へ依頼する事をおすすめします。



こうちゃんペイントは雨漏りや防水工事に特化した職人が、リフォーム箇所の隅々まで検査を行い、適切なメンテナンスを行います。

各資格を保有したスタッフが丁寧に対応させていただきますので、安心してご相談ください。


こうちゃんペイントスタッフ保有資格

一級塗装技能士

一級建築施工管理技士補

雨漏り鑑定士

外装劣化診断士

窯業サイディングメンテナンス診断士

窯業サイディング塗替診断士


無料のお見積もりご相談はこちらから!





FRP防水の工程


人の出入りが多いベランダやバルコニーには、
耐久性の高いFRP防水が有効です。


工期は天候によって変わりますが、約1〜2日間程度で完了します。

どんな工事内容なのか、工程を見てみましょう。




①高圧洗浄


防水工事を行う床、防水層の立ち上がり部分を高圧洗浄で綺麗にします。

劣化で古い防水層が剥がれている場合は、丁寧に取り除き、平らに仕上げます。




②プライマーの塗布


下地にプライマー(下塗り)を塗布します。

下地と防水層を接着させる大切な役割があります。




③コーキング・下塗り


ひび割れを起こしている部分や、床壁の繋ぎ目部分に、コーキング処理をして、防水用のポリエステル樹脂で下塗りを行います。




④ガラスマットを敷く


下塗りの上から、ガラスマットを敷き詰めます。

ガラスマットの上から更にポリエステル樹脂を塗布します。

この作業を2度繰り返し、防水層を形成します。


この時に、樹脂の内部に残った気泡を、ローラーで除去します。




⑤中塗り


中塗りには、保護の役割を持った樹脂を使用します。

防水層を守る大切な役割があります。




⑥トップコート


最後にトップコートを塗布し、紫外線や外気などから防水層を守ります。




防水工事と外壁塗装は同時施工がおすすめ!


防水工事を行う際、外壁塗装のメンテナンス時期が近い場合は、同時に施工する事をおすすめします。


業者への相談やプラン作成、見積もり依頼、現場調査など、手間がかかる工程を一度で行えるだけでなく、業者の出張費や廃材処分費など、総合的な費用を抑えることができます。


また、雨漏りを起こしている場合は、ベランダの防水工事を行っても症状が改善しない場合があります。

雨漏りの原因は、一箇所とは限りません。

ベランダを修繕しても、外壁から雨水が侵入している場合、症状は解決しません。


リフォームの場合、同時に行える工事はなるべくまとめて施工するのが費用を抑えるポイントです。



こうちゃんペイントの施工事例を紹介!

こうちゃんペイントは防水工事を得意としています。

施工事例を紹介いたしますので、ぜひご参考にしてください。



千葉市緑区 バルコニー FRP防水 外壁張替え




バルコニーの床、足元が浮いてきているような違和感があって「こうちゃんペイント」に相談しました。 緑区 I様邸


バルコニーの床が浮いている感覚があり、だんだんその範囲が広がっているような気がする…とご相談いただきました。


排水部分から雨漏りを起こしており、バルコニーの下地が腐食している事が原因でした。

腐食部分は撤去し、補強を入れた後、FRPトップ防水で仕上げました。





住所

千葉市緑区

施工箇所

バルコニー 外壁張替え

施工内容

バルコニー雨漏り修繕、外壁一部張替え工事、FRPトップ防水

費用

75万円  

工期

9日間

築年数

15年






山武市 バルコニー雨漏り修繕 ウレタン防水


山武市 I様邸 バルコニー雨漏り修繕・雨樋部分交換工事を行いました。


台風の影響で雨漏りを起こしているとご相談いただきました。

天井や天袋内にもシミが発生していました。


雨漏りを起こしているバルコニーは下地ごと撤去し、手すり部分も腐食が見られたため、補強を入れ、最後はウレタン樹脂で防水を行いました。



住所

山武市

施工箇所

バルコニー 雨樋

施工内容

バルコニー雨漏り修繕・雨樋部分交換工事

費用

~100万位内

工期

18日

築年数

不明







まとめ

今回は、ベランダやバルコニーのメンテナンスに必要な防水工事の紹介と、人の出入りする場所に有効なFRP防水について紹介いたしました。


ベランダを使用していない場合でも、経年劣化で防水層の機能が失われてしまうと、雨漏りを起こしてしまう可能性もあります。


外壁や屋根と同様、外気にさらされているベランダやバルコニーは防水性が必要です。

少しでも気になる症状がある場合には、業者へ相談することをおすすめします。



こうちゃんペイントは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。外壁屋根塗装だけでなく、リフォームも行っておりますのでお気軽にご相談ください。






 

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