今回は、大網白里市にお住まいのS様の「ベランダ雨漏り工事」についてご紹します。

S様は、あるハウスメーカーで建築された2階建ての一軒家にお住まいでいらっしゃいます。
「もしかしたら雨漏りしているかも…」「中が腐っているかも…」とS様ご自身も予感はしていたとのことでした…。

ご相談いただき、実際にベランダの状況を見させていただきました！

床面を剝がしてみるとS様が予感していた通り、雨漏りによって下地が腐っていました…


▼べランダの下地（1階からの様子）

下地の木材が腐ってしまっています。

「まさかここまで腐っているとは思わなかった…」とS様。
それもそのはずです。

雨漏り被害というのは表面で判断するのは非常に難しく、一度雨漏りをしてしまうと見た目は変化がなくてもジワジワと広がっていき、気付かない間に被害が深刻化しているケースが多いです。

▼べランドの見た目
雨染みが見られますが、見ただけでは状態が悪いとは判断できません。


雨漏りの対応が遅れると、被害はもちろん修理費用の負担も大きくなってしまうため、今回のS様のように、そこまで広範囲に被害が及ぶ前にご連絡いただけ本当に良かったと思っております。

ちなみに、雨漏りが深刻化すると、以下のような二次被害が生じる心配がございます。

雨漏りによる二次被害

雨漏りによる二次被害を以下にまとめてみました。

①家の木材が傷む・腐る
雨水は目には見えない部分にも侵入して、木材を傷め腐らせます。内部が腐ると耐久性はもちろん、建物の資産価値の低下や最悪の場合、倒壊につながるリスクもあります。


②カビの発生
雨水が内部に侵入すると、湿気が増えてカビも発生します。カビは見た目の悪さだけでなく壁紙や断熱材へもダメージを与えます。また、頭痛・喘息・肌荒れなど健康被害にもつながるのです。


③シロアリなどの害虫の発生
雨漏りにより湿度が高くなると、シロアリなどの害虫が発生することも。とくにシロアリの場合は腐った木材を食べるため危険です。柱を食べられることで強度が下がり地震や台風などが起きた場合、耐えられず倒壊する恐れもあります。


④漏電や電化製品の故障 
ブレーカーやコード類に雨水がかかると、漏電や電化製品が故障につながる恐れがあります。とくに漏電の場合、火災や感電が発生するリスクもあるので注意が必要です。


S様の場合はここまでの深刻な被害は見られませんでしたが、対処が遅れてしまうと大変危険なので、室内で雨染みが見られる場合やカビの臭いがした場合はすぐにご相談ください。

また、劣化により壁紙や塗装の剥がれが見られた場合も、雨漏りのリスクが高くなりますので注意しましょう。

それでは、S様のベランダの施工中や完了後の様子をお写真で紹介させていただきます。

▼施工中の様子
雨漏りが進行していたベランダの解体を進めます。
撤去したベランダは枠組みだけになりました。
新しくベランダの骨組みを形成し、

その上に新しいボードを一枚ずつ丁寧にはっていきます。

がっちり隙間なく、ボードが綺麗にはられていきます。

雨漏りし、腐食が進んでいた場所は補修を全て行います。

こちらはベランダ外のモルタル部分です。外面もしっかり補修し元通りの状態に
していきます。

防水シートも新しいものに取り換え、雨漏りから
住まいをがっちり守ります。

▼施工完了を迎えました！
新品になったベランダ、防水機能もよみがえり、もう雨漏りの心配もなく
これで安心してお住まいいただけます！

雨漏りの改善はもちろん、見た目もシンプルなお色と
清潔感のある床と手すりに仕上げ完成を迎えさせて頂きました！

雨漏りが発生していてもご自身で発見するのはなかなか難しいかもしれませんが、
ちょっとしたサインが見られる場合がありますので、お住まいのセルフチェックを行ってみてください。
劣化がひどい場合や異常が見られる場合には、すぐに【雨漏り鑑定士のこうちゃんペイント】にご相談ください。

こうちゃんペイントは雨漏りの原因を根本から見つけ出し、お客様が安心して住めるようにしっかり解決いたします！