進行中の作業、全部見せちゃいました!【現場見学会レポート】


先日開催された「外壁塗装現場ワクワク見学会」の様子をレポートします。
足を運んでくださった方々、ありがとうございました! 初めて開いたイベントで手探り状態ではありましたが、楽しんでいただけたと思います。
改善点を次に活かし、これからもっといいイベントをつくっていきます。 ということで、またやりますので「興味はあったけどちょっと用事で来られなかった」「そんなのやってたの知らなかった!」という皆さんは参考にご覧ください。

現場は築十数年のとある木造平屋の二世帯住宅。


1棟は外壁、もう1棟は屋根の塗装のご注文を頂いています。
作業は上の写真のように外壁をぐるりと足場ネットで囲んで進めていきます。スタッフが高所作業をしやすいように、塗料などが周りに飛び散らないようにするためです。

足場に登ってみたことはありますか?
ネットの中はこんなふうになっているんですよ―! 網状になった通路はとってもしっかりしているのでみんなで乗ってもジャンプしても大丈夫。塗装職人はここを縦横無尽に歩き回って屋根から軒下までムラなくペイントしていきます。

実際の作業の様子はこんなかんじ。足場と建物との距離も緻密に計算されているので、無理のない、無駄のない動きで外壁全体をぐるりと回れるようになっています。


外壁の浮きを補修

ところで、勝手口のドアの周りの壁が浮いていたのでよく確認すると、外からは見えない部分でもともとの施工に問題があるのを見つけました。
それは壁材を剥がしたその裏側の通気。白いシートの下に、断熱材が敷き詰められています。「胴縁」と呼ばれる細長い木材が壁の真ん中やドアの下に見えますね。この板に壁材が打ち付けられていました。木材が木枠のようになってシートと壁材でふさがれると間の空間が密閉状態になり、湿気が溜まりやすくなります。特にこのドアがあるのは陽が当たらない北側の壁だったので被害はなおさら。実際に壁材が風化していました(下の写真)ので、取り替えることになりました。


取り替える前に、再発防止のため土台に近い部分をササッと解体して応急処置をすることにしました。

シートなどめくれるものはめくって、水切り(土台と壁の間の白い金属板)など外せるものは外して、木材を露出させます。
大工さんがのみで木材にをほっていますね。めくってあるシートをおろしたときに、この溝が通気口となり、湿気を逃がす仕組みです。基本の工程ではありますが、この建物ではそれが疎かになっていました。

ちなみに、蟻の営巣も確認されました!
蟻の巣もありましたよー。蟻は湿った木材を好みます。写真はドアの真下部分。複雑な通り道ができていました。こうならないように、通気って大事なんです!!


見学会はまだまだ続きます
こちらの職人は外壁の地面に近いところの出っ張った部分を白く塗っています。この白いパーツは「水切り」と呼ばれ、土台を雨水から保護するために欠かせないもの。水が溜まり傷みやすいのでしっかり塗ります。
塗る前には表面の汚れなどをしっかり削り取りました。塗料ののりを良くするために、忘れてはならない工程。カッターナイフやヤスリなどで丁寧にこすり取りました。

【番外編】気づいたらこうちゃんも参戦していました。


こうちゃんも職人魂が騒いできたようで、お客さまをご案内するかたわら、古くなったコーキング(ゴム状の防水処理)の補修作業などを始めていました。こうやってカッターナイフで削り取ってから新しくやり直すんですね。皆さん、ご存知でしたか??

また来て下さいね♪
見学会はこのようなかんじで、めったに見られない施工中の現場をご自由にご覧いただきました。こうちゃんのわかりやすい解説付きです。ご来場特典でプレゼントもいっぱいご用意してあります。これから頻繁に開催しますので、また来て下さいね♪
 

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