屋根の葺き替えとカバー工法はどちらを選ぶべき?適切な方法を選ぶポイントを解説!



最も手軽な屋根メンテナンスは塗装ですが、屋根材の寿命が近い場合や劣化状況、屋根材の種類によっては塗装メンテナンスが行えない場合があります。


そんな時に行われる改修方法が「屋根の葺き替え」「屋根のカバー工法」です。

今回はそれぞれの工事が適している状況や、特徴やメリット・デメリットを紹介いたします。


最後にはこうちゃんペイントで施工させていただいた事例も紹介いたしますので、是非最後までご覧ください。




目次
1.屋根のカバー工法や葺き替えメンテナンスを行うタイミングは?
2.カバー工法と葺き替えの違い
3.カバー工法のメリット・デメリット
4.葺き替えのメリット・デメリット
5.屋根の葺き直しが適切な場合
6.おすすめの屋根材【D's ルーフィング】の特徴
7.こうちゃんペイントの施工事例を紹介!


屋根のカバー工法や葺き替えメンテナンスを行うタイミングは?


屋根塗装が行えない場合は、屋根のカバー工法や葺き替えメンテナンスを行う必要があります。


屋根塗装が行えない・向いていない場合

・屋根材がパミール屋根

・瓦屋根

・屋根材の寿命が近い、経年劣化が進んでいる

・野地板、ルーフィング(防水紙)の劣化が酷い、寿命が近い

・雨漏りを起こしている



屋根材によって寿命は様々です。

寿命が近い場合は塗装や一部修繕でなく、屋根全体の工事を行った方が長期的に見て、メンテナンスコストの削減となります。



屋根材種類・寿命


屋根材

寿命

釉薬瓦(陶器瓦)

50年以上

いぶし瓦

30〜50年

セメント・モニエル瓦

30〜40年

ストレート

20〜30年

アスファルトシングル

10〜20年

トタン

15〜20年

ガルバリウム鋼板

25〜35年



屋根工事や雨漏りの修繕は、原因箇所を全て突き止める事が重要です。

雨漏りの原因は一箇所とは限りません。

全ての原因が改善されないと、何度も修繕を行う事になるだけでなく、住宅の劣化も進み続けます。

雨漏り診断は専門的な知識が必要なため、施工実績と知識が豊富な業者へ依頼をしましょう。



こうちゃんペイントでは、様々な資格を持ったスタッフが慎重に丁寧な雨漏り診断を行います。


こうちゃんペイントスタッフ保有資格

・雨漏り鑑定士

・外装劣化診断士

・窯業サイディングメンテナンス診断士

・窯業サイディング塗替診断士


ご相談やお見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。

お見積もりはこちら!





カバー工法と葺き替えの違い


カバー工法と葺き替えには、どんな違いがあるのでしょうか。

それぞれのメンテナンス方法を見てみましょう。



カバー工法


カバー工法の場合は、古い屋根を剥がしたり、撤去したりはせず、棟板金、貫板を撤去し、上から新しいルーフィング(防水紙)と新しい屋根材を被せる施工方法です。

工期短縮・コスト削減の効果があります。



葺き替え


屋根の葺き替えは、既存の屋根やルーフィングを撤去した後、新しい屋根材を被せる施工方法です。

屋根下地から全て新調するため、寿命が長くなります。

雨漏りがひどい場合、野地板の劣化がひどい場合におすすめです。




カバー工法のメリット・デメリット


カバー工法は、メリットが多いメンテナンス方法ですが、どんな施工方法にもデメリットはあります。

メリットとデメリットを見比べてみましょう。

メリット

出典:ディーズルーフィング

断熱性・防音性が高まる

屋根を二重に被せることで、雨音などが室内まで届きにくくなります。

厚みも増すため、外気の影響を受けにくくなります。

断熱性の高い屋根材を採用すると、より断熱効果を感じやすくなります。


屋根材の廃棄がないためコスト削減になる

既存の屋根を撤去しないため、廃棄費用がほとんどかからず、工程も短縮できるため、葺き替えと比べてコスト削減になります。


工期が短縮できる

既存屋根の撤去がないため、葺き替えと比べて工期が短くなります。

リフォーム中は大型車の搬入や業者の出入りなど、ご近所への配慮も気になるため、工期の短縮は嬉しいメリットです。


デメリット


新しい屋根の重みが建物に加わる

屋根を二重にすることで、新しい屋根の分、今までよりも建物にかかる負荷が増えます。

屋根が重くなると、地震などで建物が揺れた際に、今までより横揺れが強くなります。

カバー工法を行う場合は、なるべく軽い屋根材を選びましょう。



屋根の種類・劣化状況によって施工不可

瓦屋根は上から屋根を被せる事ができないため、カバー工法でメンテナンスを行う事ができません。

また、錆びた金属屋根や、劣化が進んでしまった屋根にも施工できません。

葺き直しメンテナンスを検討しましょう。


カバー工法がおすすめな場合


カバー工法は現在の屋根に施工可能な場合、メリットの多いメンテナンス方法です。


カバー工法がおすすめの状況

・カバー工法で施工する事が可能な屋根材である

・屋根の寿命が近いが大きな雨漏りなどは起こしていない

・パミール屋根など塗装ができない屋根材

・予算を抑えたい




葺き替えのメリット・デメリット


カバー工法には多くのメリットがありましたが、葺き替えを行った方がメリットのある場合もあります。

家の劣化状況なども考慮して、メンテナンス方法を選ぶ必要があります。




メリット

次回メンテナンスまでの期間が長い

屋根材や下地も新調できるため、カバー工法と比べて、次回メンテナンスまでの期間が長くなります。


屋根を全て撤去するため隅々まで修繕できる

屋根材を一度全て撤去するため、野地板やルーフィングなど隅々まで修繕を行う事ができます。


既存の屋根材より軽い屋根材を選ぶ事で耐震性のアップが期待できる

軽量の屋根材を選ぶ事で、家にかかる負荷が減り、地震などで起こる揺れが軽減されます。



デメリット


新しい屋根の重みが建物に加わる

屋根を二重にすることで、新しい屋根の分、今までよりも建物にかかる負荷が増えます。

屋根が重くなると、地震などで建物が揺れた際に、今までより横揺れが強くなります。

カバー工法を行う場合は、なるべく軽い屋根材を選びましょう。



工期が長い

カバー工法と比べて工程が多くなってしまうため、施工期間が長くなります。

大型車の出入り回数も増えます。


コストがかかる

屋根の廃棄処分代がかかり、工程も増えるため、カバー工法と比べて費用負担が増えます。

更に、アスベストを含んだ屋根材の場合は、通常の屋根材より廃棄費用が高額となります。


葺き替えがおすすめな場合

屋根材の種類や劣化状況によっては屋根の葺き替えが必要な場合があります。


葺き替えがおすすめ・必要な場合

・雨漏りが進行して野地板などが広範囲で劣化してしまっている

・寿命を迎えた瓦屋根の場合

・次回メンテナンスまでの期間を伸ばしたい




こうちゃんペイントは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。外壁屋根塗装だけでなく、リフォームも行っておりますのでお気軽にご相談ください。




屋根の葺き直しが適切な場合


釉薬瓦(陶器瓦)の寿命は50年以上、いぶし瓦の場合も30〜50年ほ
どの寿命があると言われています。

それと比べて、ルーフィング(防水紙)の寿命は15年〜20年程度で、素材により異なります。


つまり、瓦の寿命を迎える前に、ルーフィングが寿命を迎えてしまうのです。


瓦の防水性がしっかり機能していても、その下のルーフィングが機能していない場合、雨漏りを起こしてしまう可能性があります。


瓦が問題なく使える場合は、一度撤去して、ルーフィングを張り替える必要があります。

新しいルーフィングの上から元の瓦を葺き直します。

新しい屋根材の購入や廃棄は必要ないため、コストも抑える事ができます。



おすすめの屋根材【D's ルーフィング】の特徴


こうちゃんペイント【施工事例】
東金市日吉台 G様邸 屋根カバー工事はD’sルーフィングのディプロマットスター バルコニーFRP防水・付帯塗装・雨樋交換も行いました 


耐久性30年程度


表面はサビに強いジンカリウム鋼板に自然石粒を施しており、高耐久の屋根材です。 

超軽量・断熱・防音性に優れた屋根材です。

日本での施工実績も10年以上あり、修繕がしやすい屋根材なため、補修メンテナンスも手軽に行えるのがポイントです。

30年の保証期間があるので安心して採用できます。


ディーズルーフィングでの屋根リフォームの工法




こうちゃんペイントの施工事例を紹介!

こうちゃんペイントで施工をさせていただいた、葺き替え工事、カバー工法を紹介いたします。




屋根葺き替え工事 大網白里市


大網白里市 Y様邸 屋根葺き替え工事 ガルバー工事 外壁カバー工事 施工事例


7〜8年前に雨漏り修繕と屋根のカバー工事を行ったそうですが、雨漏り症状が改善しない、と当社にご依頼いただきました。


雨漏りの原因追及は専門的な要因が多く、原因を全て突き止めないと改善しません。

お困りごとがある方は、雨漏り鑑定士の資格を持ったスタッフが在籍している、こうちゃんペイントへぜひご相談ください。



住所

千葉県大網白里市

施工箇所

屋根葺き替え工事 2階裏外壁カバー工事

施工内容

屋根葺き替え工事 2階裏外壁カバー工事

費用

約132万円

工期

約10日間

築年数

30年前後

使用商材

外壁サイディング:NF-ファブリックライン 屋根:スーパーガルテクト 色:Sシェイドチャコール




屋根カバー工法市原市


市原市 S様邸 外壁塗装&屋根カバー工事 ご紹介を経て長持ち長期安心施工を行いました。外壁はAGC+パミール屋根・カバー工事


築15年を迎え、そろそろメンテナンス時期を迎えたとの事でご依頼をいただきました。

屋根材は塗装メンテナンスができないパミール屋根だったため、ミルフィーユ状になってしまっている屋根のお写真をご覧いただきながら、可能な施工方法をご紹介いたしました。


大きな劣化はなかったため、コストを抑える事ができるカバー工法で施工をさせていただきました。


塗装メンテナンスができないパミール屋根の特徴


ミルフィーユ状に劣化が進んでしまい、塗装では修繕することができません。




住所

市原市

施工箇所

外壁 屋根 コーキング 雨戸 シャッターボックス 軒天 破風

施工内容

外壁塗装 屋根カバー工事

費用

3338000

工期

28日

築年数

14~15年

使用商材

外壁:AGC ボンフロン弱溶剤エナメルGT-SR 色:黒&なまり色 屋根:D'sルーフィング ディプロマットスター 色:オニキス




まとめ

今回は屋根のカバー工法と葺き替え、どちらを選ぶべきか、施工のポイントを紹介いたしました。

どちらにもメリットやデメリットがあり、屋根の状況によって適したメンテナンス方法は変わります。


屋根は家全体を雨風から守る大事な部位です。

寿命が近い、劣化が気になる、という場合には、早めに業者へ相談をしましょう。





こうちゃんペイントは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。外壁屋根塗装だけでなく、リフォームも行っておりますのでお気軽にご相談ください。

 

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