足場を組むとわかること


外壁塗装などいろいろな工事現場で使われている「足場」。
高いところの作業の安全効率を確保するためには欠かせません。それだけではなく、足場を組むと庭に立ったり窓を開けたりして見上げるのでは高すぎたり死角になってしまう部分まで、すぐ近く確認することができます。

外壁屋根塗装着工日をおととい迎え、足場を組んだばかりの茂原市の2階建てのお客さま宅。今日から塗装職人が現地入りしています。

足場に登ってみます。何が見えてくるでしょう……??


Q:こちらは2階の屋根のすぐ縁についている雨樋や破風。黒い破風の表面がなにやら緑色になっていますが、これはいったい何でしょう。



A:これは苔や藻の類。
長い時間が経過する中で、特に日当たりが悪い部分に出やすい症状です。


続いて2階の壁の角になった部分。


これは見ての通り、塗装の剥がれです。


もう一度、2階の軒下に戻ってみましょう。
Q:写真だと伝わりにくいですが、ものすごい勢いで水が雨樋を伝っています。どうしてでしょう。


A:雨樋がガタガタになっているから。
軒下のすぐ下にある「くの字」のジョイント部品の上に、隙間ができていますね。接続が緩み、屋根から横の樋を通って流れてきた水がしっかりと管に入らずに、溢れ出てしまっているようです。


今度は、雨樋を上から覗き込んでみます。


これも先述の破風と同じく、「苔」ですね! 
屋根瓦にまで広がっているようです。


以上、地上からいくら目を凝らしてもなかなか見えてこない、足場の上からでないとわからないお住まいのをお伝えしました。

塗装のご注文をいただき足場を組んだことで、いろいろなことがわかりましたよね。中にはそのままでは塗装ができない症状もありました。
今のところ激しく傷んでいるわけではなくても、20年に一度あるかないかというこの機会。平屋でもなければ屋根に上がったりはしごをかけたりして自分で修理するというのもなかなか現実的ではありません。塗装に関係がある部分もない部分も、こうちゃんペイントはしっかり手入れしておきます!
できましたら、弊社スタッフが作業しているときなどに近くまで上がってみていただけたら嬉しいです。塗装のお仕事のこと、足場のこと、もっと身近に感じていただけるはずです!!



ちなみに今日はこれから塗装する面の高圧洗浄をしています。


水しぶきが飛ばないよう、車庫の自動車はカバーして行います。



あいにくの雨模様ですが、屋根の傾斜にも上手くバランスを取りながら頑張っています。

大切な建物を10年も20年も長持ちさせるため、細かいところまでしっかり目を光らせています!
そんなこうちゃんペイントを、これからもよろしくお願いいたします!!

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◆塗装・リフォーム歴◆35年
東金市で創業15年

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(株)こうちゃんペイントは
国土交通大臣登録団体の会員です。

 

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