キッチンの床はクッションフロア一択?失敗しない「柄選び」と「寿命」をプロが解説

キッチンの床やトイレのリフォームを計画する際、一番初めに検討するのが「クッションフロア(CF)」かもしれません。

しかし、手軽に選べる反面、「安っぽく見えないか?」「すぐにボロボロにならないか?」と不安を感じる方も少なくありません。

インターネット上には情報が多く、困っている方も多いかと思います。

クッションフロアを正しく選び、プロが施工することで、フローリング以上に満足のできるキッチン空間を実現できる可能性があります。

この記事では「柄選びの法則」や、DIYとは決定的に違う「プロの仕上がり」の秘密を解説いたします。

毎日のお手入れが、より手軽になるリフォームの内容を確認してみましょう。

リフォーム後のフロアは、まさにキッチンの主役級の印象を与えるはずです。

目次

キッチンの床にクッションフロアが選ばれる4つのメリット|人気の秘密を徹底解説

多くの住宅で、キッチンの床にクッションフロアが採用されているのには何か理由があるのでしょうか。

フローリングやタイルと比較した際、クッションフロアが、キッチンという特殊な環境において優れている4つのポイントを紹介します。

【耐水性】水ハネや油汚れに強い!キッチン掃除を劇的に楽にする性能

キッチンは家の中で最も水や油が飛び散る場所です。

フローリングなどの木材は水分に弱く、放置するとシミや腐食の原因になります。

それに対して塩化ビニール製のクッションフロアは水に強く、調味料をこぼしても一拭きで掃除も簡単です。

この「お手入れのしやすさ」が、忙しい家事のストレスを軽減する最大のポイントです。

優れた耐水性は、他の床材にはない大きな強みです。

お掃除の手間が減る分、毎日の時間に余裕が生まれます。

【クッション性】足腰の負担を軽減。食器を落としても割れにくい弾力

出典:リリカラ クッションフロア<インペリアルマーブル(目地なし)>

「キッチンに長時間立つと腰が痛くなる」という悩みは、床の硬さが原因かもしれません。

クッションフロアはその名の通り、素材の中に発泡層があるため、適度な弾力があります。

この柔らかさが足裏への衝撃を吸収し、長時間の立ち仕事をサポートします。

足腰への負担を軽減したい方はクッション性のより高い種類をおすすめします。

また、万が一お気に入りの食器を落としてしまっても、硬いタイルに比べて割れにくいというメリットもあります。

柔らかいタイプの床材は、家事だけでなく洗濯などの家事動線上でも負担の軽減が期待できます。

この弾力性も、人気が高い理由の一つです。

【費用・コスパ】フローリング張り替えより安い?リフォーム費用を抑えるコツ

クッションフロアの寿命は約10年で、他の床材と大きな差はありません。

リフォーム予算を抑えつつ、雰囲気を変えたい場合にクッションフロアは最適な素材です。

材料費・工賃ともにフローリングやタイルより安価なため、一般的なキッチンの広さであれば、フローリングの半額程度の予算で施工できるケースも珍しくありません。 

クッションフロアは、コストパフォーマンスを重視しつつ、見た目の満足度も妥協したくない方にぴったりです。

張り替えリフォームも比較的安価に行えるため、長期的なコストも抑えやすくなります。

具体的な施工価格についても、下地の状態によって変動するため、事前の正確な現場調査と見積もりが重要となります。

【デザイン】本物と見紛う質感。石目調や木目調で理想の空間へ

出典:リリカラ 耐クラック・撥水トップコート・表面強化【石目調】

「クッションフロアはビニールっぽくて安っぽい」というのは一昔前の話です。

最新のモデルは、表面の凸凹(エンボス加工)までリアルに再現された商品が多く販売されています。 

大理石のような石目調から、ビンテージ感のある木目調、さらには北欧風のパターン柄まで、豊富な種類の中から選べるため、キッチンの扉カラー、リビングのインテリアに合わせて自由自在にコーディネートが可能です。

本物の石の質感や、温かみのあるナチュラルな木目など、バリエーションが非常に豊富です。

納得のいく選択ができるよう、カタログだけでなく、メーカーのショールームに足を運び、大判のサンプルで比較して実際の印象を確認することをおすすめします。

「安っぽい」は誤解?クッションフロアのデメリットと後悔しない対策法

ここまでクッションフロアのメリットを紹介してきましたが、デメリットを理解せずに選ぶと「こんなはずじゃなかった」と後悔することになります。

よくある失敗例とその対策を見ていきましょう。

長く愛用するためには、適切なメンテナンス方法を知ることが必要です。

重い冷蔵庫や家具の凹み対策|跡を残さないための予防策

クッション性が高い反面、冷蔵庫や食器棚など重量のあるものを長期間置くと、その形に凹みが残ることがあります。 

【対策】
リフォーム時に家具の配置が決まっている場合は、あらかじめポリカーボネート製の保護マットを敷くのが効果的です。

ポリカーボネート製のマットは、ホームセンターや通販で切り売り販売されています。

また、接地面が広い脚付きの家具を選ぶなど、荷重を分散させる工夫を行えば凹みを最小限に抑えられます。

こうした工夫を凝らすことで、長期間の使用でも美しい状態を保つことができます。

熱や火の扱いに注意!キッチン特有の熱対策とマットの活用

クッションフロアは塩化ビニールでできており、熱に弱い性質があります。

調理中に高温の油が飛んだり、熱い鍋を直接置いてしまったりすると、表面が溶けたり変色したりする恐れがあります。 

【対策】
コンロ周辺など、特に熱の影響を受けやすい場所にはキッチンマットを敷いて保護しましょう。

最近ではクッションフロアの柄を隠さない透明な耐熱マットも人気です。床材自体の機能を損なわないように工夫する必要があります。

質感の不満を解消!高級感を出すなら「店舗用クッションフロア」がおすすめ

住宅用の標準的な厚み「1.8mm」でも十分に機能性を発揮してくれますが、「もっと高級感が欲しい」「耐久性を極めたい」という方には、「店舗用(土足対応)クッションフロア」がおすすめです。

厚みが2.3mm以上あり、表面のプリント層も厚いため、見た目の重厚感が格段にアップします。

表面の強度が非常に高いため、うっかり物を落とした際のキズや鋭利なものによる傷もつきにくく、キッチンの使用頻度が高い方にも最適です。

高品質な製品を選ぶことが、満足度を高める大きな点となります。

【プロ直伝】キッチンがおしゃれに見違える!失敗しない「柄選び」のポイント

カタログだけではイメージしにくい柄選び。

小さな写真やサンプルで決めてしまい、失敗してしまう例も少なくありません。

ショールームで実物を見ると、光の当たり方による表情の違いもよく分かります。

空間の広さや家具との相性を考えた、プロ推奨の選び方を見てみましょう。

タイル・石目調:清潔感と高級感を演出するモダンなスタイル

ホテルのような洗練された空間にしたいなら、タイル柄や石目調などの自然素材をモチーフとした柄がおすすめです。

  • 大理石風・ホワイト系
    空間を明るく広く見せ、清潔感を強調します。
  • コンクリート・モルタル風
    近年トレンドの「インダストリアル」なインテリアと相性抜群。汚れが目立ちにくいのも嬉しいポイントです。石のリアルな質感が空間を引き締めます。

ヘリンボーン・木目調:リビングと統一感を出してLDKを広く見せるコツ

対面キッチンの場合、リビングのフローリングと色味を合わせることで自然な仕上がりになります。

  • ヘリンボーン柄
    変化のある貼り方で、単調になりがちな床にリズムが生まれます。
  • 木目調
    一般的なフローリング柄から、無垢材のようなナチュラルな柄、ビンテージ調の木目まで、様々なデザインから選ぶことができます。

色合わせのポイント
リビングの床より「一段階濃い」または「一段階薄い」色を選ぶと、境界がはっきりしつつも統一感のある、広々とした空間に見せることができます。

ナチュラルな木目を選ぶことで、温かみのある住まいを実現でき、失敗のないリフォームにつながります。床のデザインが変わるだけで、キッチンからリビング全体の印象がガラリと変わります。

テラコッタ・柄物:カフェ風や北欧風のアクセントでおしゃれ度アップ

床をインテリアの主役にするなら、デザイン性の高い柄物に挑戦するのもおすすめです。

豊富なラインナップから選ぶ楽しさも、クッションフロアの大きな魅力であり、手軽な模様替えのような感覚でリフォームを楽しめます。

  • テラコッタ調
    アンティークな雰囲気が魅力。温かみのある南欧風やカフェのような雰囲気に。
  • モロッコタイル風
    シンプルなキッチンと合わせることでアクセントになり、個性的で愛着のわく空間になります。

DIYとプロの施工は何が違う?クッションフロアの寿命を延ばす技術

最近はDIYで床を貼る方も増えていますが、水回りは劣化が進みやすく、キッチンのリフォームはプロに依頼する価値が非常に大きいです。

施工の方法一つで、その後耐久性が大きく変わります。

剥がれやカビを防ぐ!端部のコーキング処理が寿命を分ける

キッチンの床は、シンクからの水ハネなどで、床のつなぎ目から水分が入り込みやすい環境です。

パッキンの処理や床のつなぎ処理が甘く隙間ができると、そこから水が入り込み、下地が腐食したりカビが発生する可能性があります。

プロに施工を依頼すれば、シンクの足元などもシートを隙間なく張り合わせ、防水性を高めるコーキングで処理を施します。

この細かな処理が、床の寿命を10年以上持続させるためのポイントとなります。

浸水を防ぎ、表面のキズや剥がれを最小限に抑えることは、衛生的なキッチンを保つために必要な工程です。

凸凹のない美しい仕上がりへ。重ね張りでも重要な「下地調整」

「クッションフロアを今のフローリングの上にそのまま貼れるか?」という疑問をよくいただきます。

答えは「可能」ですが、下地の状態によります。 

古い床に段差や剥がれがある場合、そのまま貼ると新しいクッションフロアの表面にその形が浮き出てしまうため、見た目が悪いだけでなく、耐久性も低下してしまいます。

重ね張りの場合は、施工前に下地を平滑に整える「パテ処理」などを使って調整を行いますが、下地の状態が悪い場合は張り替えとなります。

施工可能な条件をしっかりと見極めることこそが、失敗を防ぐ最大のポイントです。

事前に現場の情報を詳しく把握し、過去の施工事例に基づいた最適な施工方法やプランを立てることが重要となります。

まとめ:毎日立つ場所だからこそ、足触りと掃除のしやすさにこだわろう

キッチンの床は、単なる内装の一部ではなく、家事負担や暮らしの質を左右する重要な部位のため、慎重に素材選びを行いましょう。

 クッションフロアは、優れた機能性と豊富なデザインで、リフォームに向いている素材です。

 「今の床からどう変わるか見てみたい」という方は、一度プロの業者へ相談しましょう。

リフォームの内容を事前にしっかりと確認し、価格や機能面で納得のいく製品を選ぶことで、後悔のない住まいづくりが叶います。

施工後のメンテナンスも、プロのアドバイスがあれば安心です。

サンプル持参でご提案!キッチン床の張り替えなら「こうちゃんリフォーム」

千葉・東金市エリアで地域密着のリフォームを手掛ける「こうちゃんリフォーム」では、お客様のライフスタイルに合わせたリフォーム・リノベーションをサポートしています。

  • 「店舗用CF」のサンプルも多数用意
    実際に触れて、その質感と厚みの違いを実感してください。傷つきにくさや高級感などをご確認いただけます。豊富な種類の中から最適なタイプをご提案します。
  • プロによる下地診断
    重ね張りができるか、下地から交換すべきか、プロの目で正確に診断します。施工の条件や現在の床の劣化具合を細かく確認いたします。
  • 安心のスピード施工
    キッチン床の張り替えなら、最短1日で完了。定期的な模様替えを検討されている方にも、クッションフロアは非常に利用しやすい素材です。

まずは無料お見積りと、最新カタログのチェックから始めてみませんか?

お掃除がしやすく、キズがつきにくいクッションフロアに張り替えることで、美しい状態を長く保てる床へ生まれ変わります。

プロならではの確かな情報と豊富な施工事例、そして磨き抜かれた技術で、理想のキッチンを実現するお手伝いをさせていただきます。

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監修者

瀬川 巧平のアバター 瀬川 巧平 株式会社こうちゃんペイント 代表取締役

株式会社こうちゃんペイント代表。一級塗装技能士。地域に根ざした塗装会社として、東金を中心に活動。現場が大好きで、今も時間があれば職人と一緒に現場に立つことも。住まいと暮らしに「安心」と「彩り」を届けたいという想いを大切に、日々地域の方々と向き合っています。

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