新築一戸建てを購入する際の情報や体験談はよく見かけますが、売る際の情報や経験談は,
あまり目にすることがありません。
そのため、実際に物件を売却することになった場合、戸惑いや不安を感じる方が多いのが現実です。
こうちゃんペイント代表取締役相続などで所有することになった空き家の処分に困り、固定資産税と都市計画税を払い続けている方も意外と多く見られます。
この記事では、家を売る前に知っておきたい基礎知識や注意点、スムーズに売却を進めるためのコツ、売却の全体的な流れを初心者の方にも分かりやすく解説します。
物件売却の予定がある方や、売却にお困りの方はぜひ参考にご覧ください。
活用されない空き家の急増が近年社会問題になっている


昨今、活用されない空き家の件数は年々増えており、放置された空き家でトラブルが発生するなど社会問題になっています。



相続などで所有することになった空き家の処分に困り、固定資産税と都市計画税を払い続けている方も意外と多く見られます。
更地にせず建物を建てたままにしておくことで「住宅用地の特例措置」が適用され税負担が軽減されるため、空き家のまま所有している方が多いのも現状です。
しかし、空き家を正しく管理せず放置してしまうと自治体から「特定空き家」に指定されてしまう場合があります。
特定空き家になってしまうと「住宅用地の特例措置」が解除されて固定資産税が6倍になり税負担が大幅に増えてしまいます。
活用しない物件は、なるべく早く対応することが重要です。
空き家を正しく管理せず放置してしまうとトラブルを起こす可能性がある
・近隣の敷地に草木が侵入する
・害虫や害獣の住処となり近隣トラブルになる
・不法投棄の被害に遭う
・ゴミの放置などで悪臭被害が発生する
・景観や治安の悪化・犯罪の温床になる
事前準備なしで相談は危険!売却前に確認することは?


「物件を売りたい」と考えたとき、何から始めたらいいか分からず、準備なしで不動産会社へ相談に行ってしまう方も多く見られますが、準備や対策をせず計画を始めてしまうことで、不動産会社の都合でプランを組まれてしまうこともあります。
事前準備を行い、大まかな流れを確認してから業者へ相談に行きましょう。
所有権者を確認する


物件の売却を決めたら、まずは建物と土地の所有者を確認しましょう。
法務局で登記事項証明書を取得、またはインターネットで「登記情報提供サービス」を利用して確認します。
結婚や離婚、養子縁組などで氏名が変わっている、土地と建物の所有者が異なる、財産分与の手続きが完了していない、などの場合は、所有者本人の同意、所有権移転登記申請手続きなどが必要となります。
境界を確認する


物件を売却する際は、土地の境界を明示しなければいけません。
境界標やブロック塀、金属プレートなどで境界がはっきりしている場合は問題ありませんが、目印がなく境界が分からない場合は隣接する土地の所有者に立ち会いをお願いし、境界を決める必要があります。
必要書類の準備


必要書類を事前に集めておくことで、業者との打ち合わせがスムーズに進みます。
水回りリフォームなど住宅修繕を行っている場合は、資料を用意しておくと査定額の目安になります。
事前準備で用意する必要書類
- 建物の図面
- 固定資産税の納税通知書
- 残債表(ローンが残っている場合)
- 住宅修繕の記録・資料
こうちゃんペイントでは、物件売却のご相談も承っております。
活用できていない物件は管理が大変なだけでなく、維持費用の負担も大きいため、早めに売却計画を立てることが重要です。
「物件を手放したいけれど、どこに頼んでいいか分からない」「地元の信頼できる業者を探している」という方は、ぜひこうちゃんペイントへご相談ください。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。


【事前に確認】売却をスムーズに行うためのポイント


売却目的に合ったプランで進める
不動産をなぜ売却するのか、目的に合わせて計画を進める必要があります。
住み替えなら新しい住宅の購入費用、相続なら財産分与など、目的によって売り出し金額や売れるまでの期間が変わるため、事前にスケジュールを整理しておきましょう。
相場価格を知っておく
業者に相談する前に、エリアや築年数などの条件が似ている物件の販売価格を調べておきましょう。
相場価格を調べる方法は、不動産ポータルサイトの他にも、国土交通省が運営している不動産情報ライブラリで類似物件の不動産価格情報を確認できます。
国土交通省:不動産情報ライブラリ
売却に必要な費用を確認しておく


売った金額から必要費用を差し引いた額が手元に残ることになります。
最終的に残った金額で売却の目的が達成できるかどうかも確認しておきましょう。
仲介手数料
不動産の売却が成立した際には、仲介した業者へ手数料を支払うことになります。
仲介手数料
売却価格の3%+6万円+消費税
登記費用
売却が決まり、代金の支払いが完了すると、不動産の登記を移すための手続きが必要となります。
登記の手続きには、司法書士に支払う手数料や登記費用がかかります。
条件によって必要な費用
住宅を好条件で売却するために、リフォームやハウスクリーニングを行うこともあります。
好条件で売りたいからとフルリフォームを行ってしまうと、費用がかかりすぎてしまう場合もありますので、売却金額に見合った費用で修繕を行いましょう。
また、住宅ローンが残っている場合は、解約手数料がかかることもあります。
【売却の流れ】事前準備が整ったら不動産売却を始める


売却の流れ
- 査定を依頼する
- 仲介業者と契約
- 売り出し価格の設定・売り出し開始
- 売買契約を結ぶ
- 引き渡し
- 利益が発生した場合は確定申告を行う
事前準備や確認が完了したら、業者へ不動産売却を依頼します。
売却の手順を見てみましょう。
査定を依頼する


仲介業者へ物件の査定を依頼します。
3社程度に依頼し、比較すると適正な価格が見えてきます。
業者を探す時には、大手、地域密着店、売却専門業者など、特色の違う業者を選び、依頼することをおすすめします。
仲介業者と契約


査定価格が高くても適正価格でなければ、なかなか売れません。
金額だけでなく、売却のプランや業者の雰囲気、口コミなども考慮して選ぶことをおすすめします。
仲介業者との媒介契約は3種類あるため、契約の際は必ず確認しましょう。
一般媒介契約
複数の業者と契約可能で、自分で買い手を見つけた場合は仲介業者の介入なしで契約可能。
情報が多く出回るため人目に付く機会が増える一方で、需要のない物件と判断されることが多いというデメリットもあります。
専任媒介契約
契約できる業者は1社のみですが、自分で見つけた買い手と契約する場合は業者の介入なしで契約可能。
契約期間は最長3ヶ月。
専属専任契約
契約できる業者は1社のみ。
自分で見つけた買い手と契約する場合にも業者の仲介が必要。
契約期間は最長3ヶ月。
業者は契約期間内に売りたいため売り出しに力を入れてくれることが多いというメリットもあります。
売り出し価格の設定・売り出し開始


売り出し価格は自由に設定できますが、適正価格でなければ売れません。
業者と相談して相場とのバランスがとれた価格にする必要があります。
売り出しが開始されると、内覧希望者の訪問があります。
好印象を持ってもらうために物件をきれいに片付けておきましょう。
ハウスクリーニングや簡単な内装リフォームを行っておくこともおすすめです。
売買契約を結ぶ


売買契約の際に値引き交渉がある場合も多く、業者が仲介して交渉を進めます。
事前に売却金額の最低ラインを業者へ伝えておきましょう。
引き渡し・確定申告


買い手からの支払いと同時に物件を引き渡します。
売却の際に利益が出た場合は確定申告が必要となります。
売却金額から取得費を差し引いた額が利益です。
物件を購入したときの代金、住宅修繕を行ったときの工事費用などの合計金額が取得費となります。
まとめ
今回は、家を売る場合の事前準備や業者との契約など、物件売買で損をしないための確認事項を紹介しました。
立地条件や物件の状態、その時の需要によって、売れるまでの期間や売却金額にも大きな差が生まれます。
大切な資産ですから、複数の業者を検討してバランスの良い売却計画を進めましょう。
こうちゃんペイントでは、物件売却のご相談も承っております。
活用できていない物件は管理が大変なだけでなく、維持費用の負担も大きいため、早めに売却計画を立てることが重要です。
「物件を手放したいけれど、どこに頼んでいいか分からない」「地元の信頼できる業者を探している」という方は、ぜひこうちゃんペイントへご相談ください。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。





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