家族全員が毎日使うトイレは、清潔感が求められる上、汚れやすく、掃除を面倒に感じている方も多くいらっしゃると思います。
今回は、トイレの壁におすすめな壁パネルの特徴やトイレリフォームのポイントを紹介いたします。
リフォーム後に後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
トイレの壁にパネルがおすすめな理由
こうちゃんペイント代表取締役トイレはきれいに使用することを意識しても、どうしても汚れや匂いが発生してしまいます。
汚れても簡単に掃除できるという点を意識してプランを立てましょう!
お手入れが楽になる
壁パネルは汚れや水に強く、シミが残りにくいのも特徴です。
汚れが広範囲に飛び散っても拭き掃除で簡単にきれいにできます。
臭いが染み込まない
クロスの場合、汚れを長時間放置してしまうと、独特のアンモニア臭を吸ってしまい、臭いが残ってしまうことがありますが、パネルの場合は臭いを寄せ付けないため、拭き掃除で臭いごときれいにできます。
タイル張りに比べて短工期
パネルと同様、汚れや臭いに強い壁材がタイルです。
タイル張りの場合、タイルを専門とする職人が一枚一枚丁寧に施工するため、デザイン性が高い反面、工期が長くなってしまいます。
パネルの場合は、適切なサイズにカットして貼り合わせるだけで施工が完了するため、工期を短く抑えられます。
マグネットが付くパネルがある
ホーロー製のパネルを採用すると、マグネットを利用したペーパーホルダーや収納、装飾を行うことができます。
自由に場所を移動でき、使い勝手が良いのも特徴です。
クロスにはない質感やデザイン
クロスでは表現できない光沢やデザインで高級感をアップすることもできます。
壁パネルにはデメリットもある
クロス仕上げと比べ費用が上がる
クロス仕上げのおおよその費用は「1,000円/㎡」なのに対し、パネルは「13,000円/㎡」程度かかると言われています。
パネルを張る面積によって大きく前後しますが、壁パネルの全体費用はクロス張りの2倍程度かかります。
部分修繕が難しい
壁パネルが破損してしまった場合、クロスのように部分的に修繕することは難しく、1面張り替え、または全面張り替えとになることが多くあります。
デザインの種類が限られる
クロスと比べ、デザインの選択が限られるため、内装のイメージに合うものが見つからない場合もあります。
プラン作成の際は、パネルのデザインから決めていくことをおすすめします。
ホーローパネルは冷たさを感じる場合も
トイレは空調がないことが多く、冬場はパネルの冷たさを感じてしまう場合もあります。
金属製のホーローは特に冷えやすい特徴があります。
トイレの内装リフォームの内容
トイレの内装リフォームの内容とポイントを部位別にみてみましょう。
トイレ空間は家の中で最も狭い空間ですが、毎日使うため、快適で清掃性の高いプランを立てる必要があります。
壁パネルの導入
壁全面、または腰の位置までをパネルで仕上げます。
一部の製品は専門の業者でないと施工が行えないものもあるため、採用したいメーカーや製品が決まっている方は、事前に業者へ相談しておきましょう。
壁紙の張り替え
既存の壁紙を撤去して、新しい壁紙へ張り替えます。
クロスの寿命は10~15年と言われています。
寿命を迎えている場合は、部分修繕より全体を張り替えを検討しましょう。
小まめなメンテナンスはコストも手間もかかってしまうため注意が必要です。
床の張り替え
既存の床を撤去して張り替えを行います。
トイレの床材は便器の形状に合わせてカットされます。
近々、便器のリフォームを検討している方は、床のリフォームを先に行ってしまうと、無駄な費用がかかってしまう恐れがあります。
便器と床のリフォームは同時に行いましょう。
収納の設置
トイレは狭い空間ながら、収納しておきたい物が多くなってしまうのも特徴です。
既存の収納では足りない場合は、新しく収納を設置することも可能です。
埋め込み型のニッチ収納や吊り戸棚など、空間を邪魔しない収納プランを検討しましょう。
換気扇や照明などの電化製品
電化製品の寿命は15年程度と言われており、換気扇や照明も同時期に取り替えが必要となることが多くあります。
換気扇の吸い込みが悪い、異音などの症状がある場合は、内装リフォームと同時に取り替えを行うことをおすすめします。
クロス張り替えと同時に施工することで、電化製品とのつなぎ目がきれいに仕上がります。
壁パネルにおすすめな製品
トイレの壁に施工可能なパネルの主要メーカーとおすすめ製品をみてみましょう。
価格だけでなく、機能性も考慮して選ぶことが重要です。
【タカラスタンダード】ホーロークリーントイレパネル
タカラスタンダード独自製品の「高品位ホーロー」は、汚れや臭いが染みつかないため、どんな汚れでも元の状態に戻すことができます。
床と壁、両方に施工することで、拭き取り掃除で簡単にきれいを維持することができます。
ホーローといえば、かけやすい、割れる、などのイメージがありますが、タカラスタンダードの高品位ホーローは耐久性が高く、通常の使用方法で破損が起こることはありません。
【AICA】タフウォールS 壁面用メラミン化粧板
クロスや化粧板、人工大理石など様々な製品を取り揃える大手メーカーのAICAが販売する壁用メラミン化粧板です。
木目や石目などラインナップが豊富で、内装イメージに合ったデザインが見つけやすい製品です。
表面の硬度が高く、丈夫で汚れに強いのも特徴です。
トイレリフォームで気をつけるべきポイント
トイレリフォームで失敗しないために気をつけるべきポイントを紹介いたします。
内装リフォームだけでなく、便器や収納などバランスをみてプランを立てる必要がありますので、下記の注意ポイントをチェックして業者と相談をしましょう。
補助金を活用する【住宅省エネ2025キャンペーン】
節水トイレへリフォームする場合、補助金が活用できる可能性があります。
住宅省エネ2025キャンペーンの実施する「子育てグリーン住宅支援事業」を活用することで、節水トイレのリフォーム費用に補助を受けることができます。
「子育て」と記載がありますが、条件を満たせば子どもがいない世帯も活用可能です。
「住宅省エネ2025キャンペーン」を活用するためには、施工業者が事業登録業者である必要があります。
補助金の利用を検討している方は、事前に業者へ相談しておきましょう。


こうちゃんリフォームは住宅省エネ2025キャンペーンの事業登録業者です。
補助金の活用もお気軽にご相談ください。
お見積もりやご相談は無料です。
リフォームはなるべくまとめて行う
リフォームの費用を抑えるための最大のポイントは「できるリフォームはまとめて行う」ということです。
リフォームにかかる費用は、建材や製品の購入費だけでなく、職人の出張費や既存建材の処分など、様々な費用がかかります。
小まめにリフォームを行ってしまうと、費用総額が高額になる恐れがあるだけでなく、リフォームのたびに業者へ相談、現場調査を行う必要があるため、施主側にも大きな負担となります。
トイレの内装をリフォームする場合は、ウォシュレットや換気扇の寿命を確認して、同時に行えるリフォームがないか確認しておきましょう。
便座・ウォシュレットのみ交換したい場合も便器の製造時期をチェックする
便器は陶器でできているため、タンク内の部品交換を行えば50年以上使えるとも言われています。
しかし、便器やタンクの性能は年々進化しており、便器製造大手のTOTO製品では、2006年ごろまでは6リットルの水を使って流していましたが、現在は3.8リットルで流せる様になっています。
トイレ本体が古い場合は、全体を交換した方が節水になり、長期的コストの削減につながる場合もあります。
まとめ
今回は、トイレの壁にパネルを採用するメリットやデメリット、トイレリフォーム成功のためのポイントも紹介いたしました。
トイレは家族全員が毎日使う場所で最も汚れやすい場所とも言えます。
使い勝手やリフォーム費用だけでなく、清掃の面も考慮してプランを立てる必要があります。
リフォームを何度も行うことは難しく、費用もかかるため、家族に合ったプランを慎重に相談した上で業者と打ち合わせを行うことをおすすめします。
こうちゃんリフォームは、水回りリフォームから内装リフォーム、外壁や屋根の修繕まで、住宅のことなら何でもご相談いただけます。お見積もりやご相談は無料です。
ぜひお気軽にご相談ください。



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