屋根の汚れや傷みが目立ってくると、屋根の補修を検討する方もいるのではないでしょうか。
屋根の補修方法はさまざまですが、DIYで補修がしやすいのがコーキング補修です。
そこで今回の記事では、屋根を補修する際に使うコーキング材を選ぶポイントを解説します。
コーキング材の使用方法とDIYの注意点もあわせて紹介します。
屋根のコーキング補修を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
コーキング材とは

「コーキング材」とは、室内への漏水を防ぐ目的で使われるゴムのような材料のことをいいます。
身近な場所だと、キッチン・浴室・洗面所など水回りに多く使われています。
外壁や屋根の隙間をコーキング材で埋めることで、防水性能を高める効果があるのです。
屋根に隙間があると、隙間部分からひび割れが発生しやすくなってしまいます。
経年劣化によって屋根の損傷が起きやすくなるため、コーキング材が果たす役割は大きいです。
また、雨漏りの応急処置としてコーキング材を使用できます。
コーキング材はシーリング材と呼ばれることもありますが、呼び名が異なるだけで用途は同じです。
屋根の補修で使われるコーキング材の種類

屋根の補修を行う際に使われるコーキング材の種類は、大きく分けて「ウレタン系」「シリコン系」「変成シリコン系」「アクリル系」の4つです。
ただ、すべての屋根材に適しているわけではありません。
用途に適したコーキング材を選ぶ必要があります。
それぞれのコーキング材の特徴を知っておくことが重要です。
①ウレタン系
ウレタン系コーキング材は、密着性に優れています。
そのため、コーキング材を充填した後も剥がれにくいです。
しかし、コーキング材の硬化後に厚みが減ったりへこんだりするなど、体積収縮がある場合もあります。
また、紫外線に弱いといった特徴もあります。
ウレタン系コーキング材を使用する場合は、上から塗装するのが重要です。
②シリコン系
シリコン系のコーキング材は、耐水性・耐候性・耐熱性に優れているのが特徴です。
伸縮性が高いことから屋根の隙間を埋めやすく、屋根の補修でもシリコン系のコーキング材が多く使われています。
価格が安いため、材料コストを抑えられるのも魅力です。
ただし、シリコン系のコーキング材は乾くまでに時間がかかってしまいます。
また、コーキング材の上から塗装をすると剥がれてしまうため、塗装をしたい場合はシリコン系は向きません。
③変成シリコン系
シリコン系コーリング材の弱点といえば、コーキング材の上から塗装ができないことです。
しかし、変成シリコン系コーキング材はコーキング材の上から塗装ができます。
変成シリコン系コーキング材はカラーバリエーションも豊富なため、特定の色に塗装したい方にはおすすめです。
シリコン系の弱点を克服したコーキング材といえます。
ただし、塗料によってはベタついたり、弾いてしまったりすることもあります。
また、他のコーキング材と比較すると価格が高いです。
④アクリル系
アクリル系コーキング材は水に強く、湿気がある場所でも使えるのが特徴です。
しかし、耐久性が低いため、ひび割れが発生しやすいです。
コーキング材の硬化後、へこんだり厚みが減ったりするなど体積収縮がある場合もあります。
そのため、アクリル系コーキング材は屋根材の補修に使用されなくなってきています。
屋根をコーキングで補修するときに必要な7つ道具

屋根をコーキングで補修したいときに、どのような道具が必要になるのか知りたい方もいるのではないでしょうか。
ここからは、屋根のコーキング補修に欠かせない7つ道具を紹介します。
①コーキング材
コーキング材の種類はさまざまです。
部屋材の素材、目的に適したコーキング材を選ぶことが重要です。
ホームセンターなどで売られているコーキング材は、カートリッジに入っています。
購入前にカードリッジに記載されている製品の特徴などを確認するのをおすすめします。
②コーキングガン
コーキング材を使う場合は、コーキングガンも忘れずに準備する必要があります。
コーキングガンを使うことで、カートリッジに入っているシーリング材を押し出せるようになります。
③ヘラ
コーキング材の充填後、表面をならす際にヘラを使います。
ムラがないようにヘラで丁寧に表面を整えることで、屋根の隙間を埋められます。
さまざまなサイズのヘラが販売されていますが、幅が広いタイプのヘラを選ぶと補修しやすいです。
④プライマー
コーキング材の接着力を高めるために、プライマーを使います。
プライマーを塗布することで、コーキング材が長持ちできるといったメリットもあります。
使用するコーキング材と同じメーカーのプライマーを選ぶのがおすすめです。
ただし、プライマーは揮発性が高いため、取り扱いには注意しなければなりません。
補修作業時は換気を行うなど作業環境を整えたり、マスク着用して吸い込まないようにしたりするのが重要です。
⑤ハケ
プライマーを塗布する際に使うのがハケです。
使用するプライマーによってはハケが付いている場合もあります。
そのため、プライマーにハケが付いているかどうかの確認が必要です。
ただし、プライマーを塗布したハケの再使用ができない点に注意する必要があります。
ハケではなく、絵の具の筆を使っても問題ありません。
⑥カッター
既存のコーキング材を剥がす際にカッターを使います。
普段から使っているカッターでも問題ありませんが、刃が大きいものを選ぶと作業がしやすいです。
コーキング材を剥がすと刃が傷みやすくなるため、替えの刃を準備しておくと安心です。
⑦マスキングテープ
マスキングテープを貼り付けることで施工箇所の目印になるため、コーキング材を真っ直ぐに充填するときに役立ちます。
また、周囲にコーキング材が付着するのを防止できます。
マスキングテープを貼り付ければ、補修箇所に関係ない場所にコーキング材が付着することはありません。
ただし、コーキングの充填後もマスキングテープを貼り付けたままにすると、跡が残ってしまいます。
補修後は、すみやかにマスキングテープを剥がすことが重要です。
DIYで屋根をコーキング補修するときの注意点

DIYで屋根をコーキング補修するとき、注意しなければならないことがあります。
屋根工事のプロではないからこそ、注意点を知っておくことは重要です。
用途にあったコーキング材を選ぶ
屋根材といっても、素材はさまざまです。
用途に合っていないコーキング材を使って補修すると、硬化後にへこんでしまったり剥がれてしまったりします。
そのため、屋根材に合ったコーキング材かどうかを確かめてから購入する必要があります。
あらかじめ自宅の屋根材の素材を確認しておくと、コーキング材選びに迷うことはありません。
コーキング材の使用期限に気を付ける
コーキング材には、製品ごとに使用期限が決まっています。
そのため、余ったコーキング材は早めに使い切るのがおすすめです。
今後、コーキング材を使う機会がない場合は、コーキング材をすべて紙の上に出して処分します。
地域によってゴミの処分方法は違うため、正しく分別・処分することが重要です。
高所でのDIYは危険が伴う
屋根の高さは、1階の平屋住宅でも3m以上です。
高所作業に慣れていないと、屋根から転落・墜落の恐れがあります。
怪我をするだけではなく、重大な事故につながる可能性もあります。
心配な方は、無理をせずに屋根工事の業者に依頼した方が安心です。
間違ったコーキング補修を行うと逆効果に
屋根材の破損を補修する際、正しい方法でコーキング材を充填するのが重要です。
間違った補修方法でコーミング材を充填してしまうと、雨漏りを引き起こしてしまう可能性もあります。
屋根材のDIYが初めての方は、経験豊富なプロの業者に依頼するのをおすすめします。
雨漏りの補修は応急処置
雨漏りが発生したときにDIYで屋根材のコーキング補修をするのは、あくまでも応急処置です。
雨漏りの原因を特定することや正しい補修方法を見出すことは、専門家であっても難しいです。
コーキング補修を行なっても雨漏りが止まらないなど、DIYでは対応できないこともあります。
ご自身で補修をせずに、雨漏り補修を行なっている業者に依頼するのが安心です。
【施工事例】こうちゃんペイントの屋根工事

地域密着 塗装・リフォーム専門店の「こうちゃんペイント」では、屋根工事を手がけてきました。
知識・技術・豊富な経験を持った外装工事のプロによる屋根工事の施工事例を紹介します。
【事例1】スーパーガルテクトでのカバー工法で建物への負担が少ない屋根に

茂原市Y様邸の屋根工事です。
令和4年に文部科学大臣賞を受賞した屋根材「スーパーガルテクト」でカバー工事を行いました。
瓦やスレートなどの屋根材よりも軽量で、遮熱性・断熱性・防火性にも優れています。
汚れがあった部屋が美しく生まれ変わりました。
▼詳細はこちら▼
https://www.kochan-paint.com/works/gaihekiyanekouzi/works-28486/
【事例2】経年劣化でひび割れが発生したスレート屋根を交換

成田市K様邸の屋根工事です。
築年数相応の経年劣化により、屋根にひび割れが見られました。
スレート屋根を交換し、ナスコン色の美しい屋根に仕上がっています。
▼詳細はこちら▼
https://www.kochan-paint.com/works/gaihekiyanekouzi/works-22076/
まとめ

今回の記事では、屋根のコーキング材を選ぶポイントやコーキング材の使用方法、DIYの注意点を解説しました。
屋根材のコーキング補修をする際は、用途に合ったなじコーキング材を選ぶのがポイントです。
ただ、DIYで屋根の補修ができない場合もあります。
間違った方法で補修してしまうと雨漏りの原因にもなるため、心配な方は屋根工事のプロに依頼をすると安心です。
当社は、千葉県東金市を中心に密着した外装工事を行なっています。
お見積もりは無料でできますので「雨漏りに困っている」「屋根の補修をお願いしたい」など、どんなお悩みでもご相談ください。

