屋根塗装の最適な時期は?屋根の種類によってメンテナンス方法は様々!【千葉市緑区・山武市施工事例】
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カテゴリー:外壁塗装・屋根塗装
近年、気候変動によるゲリラ豪雨や異常気象が増え、住宅被害のニュースが多く報道されています。
雨漏りなどの住宅被害を、心配されている方も多いと思います。
今回は屋根塗装の適正な時期と放置の危険性、塗料の選び方も紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.屋根塗装の目安は築10年頃、例外もあり!
2.屋根塗装を後回しにするのは危険!
3.屋根点検の重要性
4.屋根塗装に使われる塗料を紹介!
5.機能性を上げる特殊塗料
6.【こうちゃんペイント】屋根塗装施工事例
屋根塗装の目安は築10年頃、例外もあり!
屋根塗装の適正な時期は築10年ごろです。
屋根材の種類や塗料によって大きく差があり、塗装が不要な物もありますので、屋根の種類を知る事も重要です。
屋根の種類別・塗装時期の目安
屋根材別に塗装の時期を紹介いたします。
屋根の種類 |
塗装時期の目安 |
ストレート |
設置から10年〜15年 汚れが落ちず、コケなどが目立ってきたら塗装を検討してください。 |
セメント瓦 |
設置から15年〜20年 色褪せや表面のざらつきが出てきたら塗装時期です。ざらざらの状態を放置すると、中がスカスカになり葺き替えが必要となります。 |
トタン |
設置から6年〜10年 屋根材としての寿命は短く、近年は住宅に使われる事はほとんどありません。 表面が粉を拭いたり、サビが出てきた場合は早急に補修が必要です。 |
ガルバリウム |
設置から20年〜25年 塗膜の劣化が見られたら塗装が必要です。 メンテナンスフリーと言われていますが、サビや劣化が起こる場合もあります。 金属でできているため、海沿いの地域など、塩害の可能性がある場合は、早めに点検を行いましょう。 |
日本瓦 |
塗装の必要はありません。 屋根の下にある防水シートの寿命が20年程度なため、シートの張り替え時に葺き直しが必要です。 瓦の寿命は60〜100年ほどありますが、強風などにより瓦のズレや破損が起きている場合もあるため、定期的な点検が必要です。 |
屋根塗装を後回しにするのは危険!
屋根塗装は適切な時期に行う事が重要です。
適正時期を過ぎて放置してしまうと様々なトラブルに合う可能性もあります。
大切な家を守るためにポイントを確認をしておきましょう。
屋根塗装が必要な症状は?
耐久年数を過ぎている
屋根材ごとに耐久年数は様々です。
塗装時期を迎えている場合は、放置せず早めに塗装を行いましょう。
塗膜が劣化した状態を放置すると、雨水が染み込み、屋根材の急激な劣化に繋がります。
天井などにシミが見られる
室内の天井にシミが現れる理由は様々ですが、屋根からの雨漏りが原因の場合もあります。
湿気などが原因と思い込んでしまう場合も多く、雨漏りの発見が遅れてしまう事もあります。
雨漏りを放置すると家の内部に雨水が染みて木材を腐らせる可能性があります。
天井や壁にシミが現れた場合は早めに業者へ相談しましょう。
屋根材の破損
台風などで屋根材が飛ばされたり、破損してしまう場合もあります。
屋根材に破損があっても、防水シートのおかげで、すぐに雨漏りをしない場合があります。
そのため、異変に気づかず、大きな台風や豪雨が起こった際に雨漏りを起こしてしまう事があります。
台風の後や梅雨時期の前に確認する事をおすすめします。
色褪せ・変色
屋根材の表面が色褪せを起こしていたり、変色が始まっている場合は塗膜の劣化が進んでしまっています。
塗膜の機能性が落ちてしまうと屋根材の劣化に繋がります。
海岸沿いの地域や、湿気の多い地域、日のあたり具合など、環境によって寿命は前後します。
コケやカビの繁殖
コケやカビが繁殖してしまっている場合は、水はけが悪くなっている可能性があります。
塗膜が劣化し雨水が乾きにくい状態が続くとコケやカビが繁殖しやすくなります。
屋根の表面が見える設計の場合は、外観が汚れた印象になってしまいます。
屋根材の劣化も加速してしまうため、早めの対策が必要です。
屋根板金の劣化
屋根材だけでなく、屋根に使用されている板金部分の破損や劣化も確認する必要があります。
屋根板金は、屋根の頂点や谷部分、窓との繋ぎ目に使用されており、屋根からの雨漏りは板金部分から発生している事例が多くあります。
特に屋根の頂点に使われている棟板金は、家の揺れなどで釘が抜けてきてしまうため、定期的な釘の打ち直しが必要です。
棟板金の浮きに気付かず放置してしまうと、雨漏りを起こしてしまうだけでなく、最悪の場合、強風などで飛ばされてしまい、近隣に被害が出てしまう可能性もあります。
屋根点検の重要性
屋根の劣化や破損はなかなか目視で判断することは難しく、自分で屋根に登り点検する行為は大変危険です。
建設業のプロでも毎年事故が多発しているのが現状です。
屋根の状況を確認する際は必ずプロに依頼をしましょう。
5年ごとに点検を行うのがおすすめ
屋根の状況は目視することが難しいため、異常が起きても気付きにくく、知らない間に屋根
の劣化が始まっている可能性もあります。
屋根塗装などの予定がなくても、5年ごとに点検する事をおすすめします。
点検に最適な時期
季節の変わり目に屋根点検を実施しておくと安心です。
災害による被害から住宅を守るためにも屋根点検を実施しておきましょう。
台風シーズン前
屋根材の破損や、屋根板金の浮きなどがある場合、台風の強風で飛ばされ、雨による被害が出てしまう可能性があります。
近年の気温上昇などにより、台風被害件数は年々増えています。
大切な家を守るだけでなく、近隣に被害を出してしまわないよう、点検を行っておくと安心です。
梅雨前
梅雨の時期に入る前に点検を行っておく事もおすすめです。
屋根に破損があっても少々の雨では被害が出ない事が多く、異変に気付きにくいため、梅雨に入って水はけが悪くなって初めて雨漏りの症状が現れる事もあります。
梅雨前に点検を行っておくと、雨漏り対策に繋がります。
秋の終わり頃
庭や近隣に樹木が多い場合、秋の落ち葉が雨樋などに溜まってしまう場合があります。
雨樋にゴミが溜まると、大雨が降った際に排水ができなくなり、重みで雨樋が破損してしまう場合があります。
ゴミの詰まりは高い位置から確認しないと気付きにくいため、自分で掃除しにくい場合はプロに依頼する事をおすすめします。
寒冷地区は冬の始まりと終わり
雪の多い地域では雪止めの破損がないか確認する事も重要です。
雪止めは台風の強風などで破損してしまう場合があります。
気付かず冬を迎えてしまうと、思わぬ事故に繋がってしまう場合もあります。
また、凍害によって屋根が破損している場合もあります。
凍害とは、水分を含んだ屋根材が凍り、膨張することで破損してしまう被害の事をいいます。
寒冷地区特有の被害ですが、該当地域の住宅は確認が必要です。こうちゃんペイントは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。外壁屋根塗装だけでなく、リフォームも行っておりますのでお気軽にご相談ください。
屋根塗装に使われる塗料を紹介!
屋根塗装に使われる塗料には色々な種類があり、耐久年数も様々です。
費用やコストパフォーマンスのバランスをみて選ぶ必要があります。
ウレタン系
耐久年数 8〜10年
最も安価な塗料です。
密着性・伸縮性が高く、こまめに塗装を行い、綺麗な状態を保ちたい方、色を頻繁に変えたい方におすすめです。
シリコン系
耐久年数 10〜15年
耐久年数が長く比較的安価なため、コストパフォーマンスもよく、一番人気色の塗料です。
カラーバリエーションも豊富で外壁に合わせた色が見つかりやすいのも特徴。
シリコン系塗料は種類が多く、価格だけで決めてしまうと耐久年数が短くなってしまう事もあるため、塗料選びの際に注意が必要です。
フッ素系
耐久年数 15〜20年
耐久性が高く、汚れや紫外線に強いのが特徴です。
シリコン系塗料と比べ、費用が高額になってしまいますが、耐久年数や塗装の手間を考慮してフッ素系塗料を選ばれる方が増えています。
特に、塗膜の劣化が早い、海沿いや日当たりの良い地域などにおすすめです。
無機
耐久年数 20〜25年
石やガラスなど劣化に強い素材を含んだ塗料です。
耐久性が非常に高く、塗り替え頻度も抑えられるため、長期的なコストパフォーマンスが高く、有機物が含まれていないため、コケやカビの繁殖がしにくいのも特徴です。
無機塗料の取り扱いがない業者も多いため、希望する場合は施工が可能か確認が必要です。
こうちゃんペイントでは様々な塗料の対応が可能です。
塗料について分からない事もお気軽にご相談ください。
↓お見積もり相談・お問い合わせはこちらから↓機能性を上げる特殊塗料
屋根材を雨水から守るだけでなく、他にも様々な機能を持っている塗料があります。
機能性の面も考慮して塗料を選ぶ事もおすすめします。
遮熱塗料
熱や光を反射する効果のある塗料です。
2階が熱い、エアコンの効きが悪い、など室内温度のお悩みがある方におすすめ。
しかし、遮熱塗料のみで効果を感じることは難しく、実際は室温-2℃〜程度のため、断熱工事等と合わせて採用するとより効果を感じることが出来ます。
断熱塗料
熱を通しにくくする効果のある塗料です。
遮熱効果もあるため、冬は室内の暖かさを守り、夏はエアコンの冷気を逃さないのが特徴です。
遮熱塗料と違い、冬にも断熱効果を感じることができます。
より断熱性を高めるには、二重窓などの対策を同時に行うことがおすすめです。
光触媒塗料
光を使って化学反応を起こし、汚れを分解する機能性がある塗料です。
雨で汚れを流してくれるため、汚れが目立ちやすい色や、外観から見える面積が大きい急傾斜の屋根などにおすすめです。
【こうちゃんペイント】屋根塗装施工事例
こうちゃんペイントの屋根塗装実績をご紹介いたします。
塗料選びの参考にぜひご覧ください。
フッ素系塗料を使った施工事例
山武市 屋根塗装施工事例 陸屋根スレート
beforeafter
初めての屋根メンテナンスをご依頼いただきました。
色褪せや汚れの他に、コケの繁殖も目立ちました。
綺麗に洗浄し、耐候性と耐紫外線性を兼ね備えている塗料で塗装し、見違えるほど綺麗に仕上がりました。
住所 |
山武市 |
施工箇所 |
屋根 トップライト |
施工内容 |
屋根 |
費用 |
~20万円以内 |
工期 |
5日 |
築年数 |
18年 |
使用商材 |
AGC ボンフロン弱溶剤エナメルGT-SR 色:ブラック |
無機塗料を使った施工事例
千葉市緑区あすみが丘 屋根塗装施工事例
before
after
千葉市緑区あすみが丘 M様邸 屋根塗装施工事例 外壁+屋根塗装のタイミングを合わせたい、次回の塗装までを見据えた塗装を行います
外壁塗装は行っていたものの、屋根塗装がまだ済んでいないため、ご依頼をいただきました。
外壁は耐久年数の長い高品質な塗料をご使用されていたため、外壁塗装の寿命に合わせて屋根塗装の塗料をお選びいただきました。
訪問業者に劣化を指摘され、交換を勧められていたという棟板金は、大きな劣化もなく、釘の打ち直しのみで十分補修が可能でした。
お客様のライフスタイルに合わせた最善のプラン制作もお任せください。
住所 |
千葉市緑区 |
施工箇所 |
屋根 シロアリ |
施工内容 |
屋根塗装 シロアリ防除工事 |
費用 |
~80万円以内 |
工期 |
15日 |
築年数 |
5~10年 |
使用商材 |
ASTEC スーパーシャネツサーモF 色:カーボングレー |
まとめ
今回は屋根メンテナンスの必要性と屋根塗料の選び方について解説いたしました。
屋根は大事な家を守る重要な部位です。
定期的な点検と適正時期にメンテナンスを行うことをおすすめします。
こうちゃんペイントでは専門的な目線から適正なメンテナンスプランを制作させていただきます。
費用やライフスタイルに合わせて提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
こうちゃんペイントは、東金市を中心に大網白里市・山武市・千葉市緑区等で安心・高品質な工事をお届けしております。外壁屋根塗装だけでなく、リフォームも行っておりますのでお気軽にご相談ください。
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