【定期点検】1年点検です、塗装後もメンテナンスをしっかり行います。


人体に健康診断が、自動車に車検があるように、弊社では塗装の「定期点検」をやっております。
屋外の過酷な環境に置かれ、毎日が「フル稼働」の屋根や壁。塗膜に問題がないことを確認し、想定外の事態があれば素早く対処するためには、専門家によるこまめな現状確認が必要です。

弊社が提供している塗装のサービスは建物を維持管理するために欠かせないことではあります。しかし、細部までしっかりと仕上げていこうとすればするほど、どうしても費用は膨らんでしまいます。ですから施主の皆さまは、悩みに悩み、吟味に吟味を重ねられます。その背景にあるのはやはり、その場所にお家や事務所を構えるにあたっての決断の重みや愛着、いつまでも快適に暮らし続けたいという切実なる願いだと思います。だからこそ、責任を持ってしっかりした施工をしていこうと弊社一同、襟を正す毎日です。

さて、そんな大切な建物を維持管理していくこと、つまりその一環としての「塗装」をこまめにしていくことは、長い目で見れば無駄な修理費用などの出費を抑えることにもつながります。
とはいっても、やっぱり大きな「買い物」です。だからこそ、「あのタイミングでやってよかった」「こうちゃんを選んでよかった」と施主様ひとりひとりにいつまでも感じていていただきたいと、社長のこうちゃんは日ごろから考えています。
そういうわけで、建物を維持管理するための「塗装」そのものにもまた継続的に適切なメンテナンスを施し、安心して生活していただこうということで、定期点検を展開しているのです。

というわけで、ちょうどつい先日、塗装後の「1年点検」がありましたので、今回はそのお話です。実際はどんなところを点検するの?? ということを紹介いたします!


この日こうちゃんがやってきたのは、弊社が1年前に塗装をした東金市のある2階建て一般住宅です。ピンクのような紫のような、どこにもないかわいらしい壁の色合いはお友達はもちろん、通りかかった人などからも評判とのこと。塗りたてとそう変わらないきれいなまま、という第一印象を受けました。
施主様にあいさつを兼ねてお困りごとがないかなどの聞き取りをしたら、塗装したところに目を近づけて細かいところまで点検していきます!!

まずはお庭に面した壁面から。
ここで注意する項目はその物件によっていろいろですが、塗装後1年目なら代表的なチェックポイントは例えば塗膜の「剥がれ」や「ひび割れ」などが起きていないかどうか。塗装後3年、5年と経過していれば塗膜が劣化し白みがかる「チョーキング」の発生などにも気を付けます。


そうして丁寧に確認作業を進めていると、基礎にひび割れがみつかりました。ここは1年前に塗装した部分ではありませんが、お住まいの「診断結果」としてしっかりとお客様に伝えます。


壁面に窓のサッシが設けられている部分は要チェック。サッシの角から壁面に亀裂ができたりしやすいからです。サッシ1枚1枚、じっくりと確認していきます。



基礎の一部分に塗膜の膨れが見つかりました。基礎材が地面から吸った湿気が内側から出てくることが原因と思われます。このような場合、お客様に症状が出る理由や対処方法などを説明します。



下ばかりでなく、もちろん高いところもしっかり確認します。


塗膜だけでなくタイル面にも劣化がないか、この機会に診断します。


ぐるっと外壁を見終えたこうちゃんが続いて取り出したのは、カメラと三脚。何をするのでしょうか。



カメラを三脚にとりつけて、するすると伸ばします。何を見ているのでしょう。













カメラがとらえているのはこちら。そう、屋根の状況です。
塗装時にあった足場が今はもうないため、屋根の上など高いところはこのようにして地上からカメラを伸ばして撮影しながら確認しているのです。
1年前に外壁と一緒に塗装したスレート屋根に異常はありませんでした。





















今回の点検で特に気になったのは南面の雨戸の下のこのような塗膜のひび割れでした。今回は塗装というよりは建築時の施工方法と深く関係した症状。全体的にモルタルで仕上げられた外壁のうちこの雨戸の部分だけが、別の下地材が使われているために段差ができてしまっています。このような場所には例えば地震などの小さな揺れでも断続的に負荷が加わり続けると、その上にのった塗膜は割れやすくなってしまうのです。


建物本体をむしばむ大きなダメージではないし、すぐに実害があるかといえばそういうことはありません。しかし、塗装職人でもあるこうちゃんなら簡単にできる修繕のやり方があります。
それは「コーキング+塗装」。まずは、ひびになった部分をはさむように2本のマスキングテープを張り付けて補修範囲を決めます。そうしたらその上からひび割れ部分に塗り込むようにしてコーキング剤を充填。


コーキング剤がしっかり乾いてゴム状になったらテープをはがし、




















仕上げで表面にペンキを塗ったら完成です。
こうすることでコーキング剤が弾力性によってひび割れの再発を防ぐと同時に湿気も遮断。見た目は補修されたことがほとんどわからないようになりました。


今回のこうちゃんペイントの定期点検は以上のような流れで行いました。
①まずは外壁のチェック、
②続いて屋根のチェック、
③さらにその他の部分のチェック、
④最後に必要があれば経年劣化した部分についての簡単な補修のサービス、
の4本立てです。

こうちゃんペイントで塗装して頂いたお客様には、このようにして時間をかけて塗膜の「浮き」がないか「剥がれ」がないか、さらには建物本体への「傷み」はないか、、、20以上のチェック項目を一つ一つ点検。「1年」「3年」「5年」、、、、の奇数年目ごとに定期的に、無料でやっているから安心なんです。
人間の体と同じですね。経年劣化を専門家がいち早く診断して対処する。そうすることで、もしも異常があったとしても影響を最小限に抑えることができるのです。


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◆塗装・リフォーム歴◆35年
東金市で創業17年

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お任せください。


(株)こうちゃんペイントは
国土交通大臣登録団体の会員です。

 

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