これから多くなる雨、ゲリラ豪雨の被害を受ける前にも、早めの雨漏り対策と屋根カバー工事で安心してお過ごしいただきたいです

梅雨に入り、降ったりやんだりで、なかなか作業が進まず頭を抱えてしまう状況です。お待たせして申し訳なく思います。
晴れの日に挽回できるようスタッフ一同、空を見上げています。


こちらは昨年の豪雨の際に雨漏りをしたということでお問い合わせいただきました。
「こうちゃんペイント」では雨漏り鑑定士の資格を有しておりますし、長い経験から推測ができます。今までにも一級建築士さんや大工さんでも突き止めることができなかった雨漏りの原因を突き止め対処してまいりました。

天井と壁に雨漏りによるシミが見られます。


クロスの剥がれも見られ、雨水が構造体をつたって窓枠にも影響を及ぼしていました。


この壁の様子を確認して、早速、天井裏に行ってみます。
雨染みと白カビが見られます。雨漏りしてしまうと次第に腐食してしまうので、早めに修復することも大切です。


さて、屋根の様子を見てみましょう。

スレートの屋根材にひび割れや欠けが見られました。経年劣化なので塗膜も剥がれ素材自体も傷みが見られました。


近くで見ると素材の傷みが見て取れると思います。この状態で塗装するとまた剥がれてしまう可能性が高いので塗装で建材を守ることは難しい状態となっております。通常でも平板スレート屋根の塗り替えは2回くらいまでで3回目になるとほぼ屋根の交換(葺き替え)やカバー工事が必要です。


屋根材の下に防水シートがありその下に野地板という板があります。こちらは一般的な屋根の構造です。屋根裏から確認した状態と同じように木材の腐食やカビが見られます。腐食部分は撤去して、新しい板と交換します。


新しい板を貼りきれいになりました。雨漏り箇所をしっかりと整えておくことでこれから先も安心してお過ごしいただけます。


既存の屋根の上から防水シートを屋根全体に貼っていきます。しっかりと雨漏り対策をしていきます。


防水シートを貼り終え、ディーズルーフィングの施工に入ります。こちらも職人技が随所に発揮されていきます。丁寧だからこそ機能性をしっかり保つことができ、なおかつ美しい仕上がりとなります。

下の方から棟に向かって施工していきます。屋根の谷となっている部分も手抜かりなく作業を進めていきます。2方向から雨水が流れ込む場所なので重要なポイントです。

温かみのあるセラミックコートを施したディーズルーフィングは長期的に美しい屋根材です。基材のジンカリウム鋼板は“ガルバリウム鋼板”と呼ばれている高耐蝕性・耐熱性・熱反射性のある鋼板と同じ組成で、耐久性とともに超軽量化を実現し耐震性にも優れた素材です。


ディーズルーフィングのセラミックコートというのは、日本でも古くからある“釉薬”と呼ばれる着色方法で長期的に色彩を維持することができます。陶器瓦やお茶碗などに使われていて、再塗装不要の屋根材です。



施工完了を迎えて、社長のこうちゃんが確認にまいりました。足場を登っていきます。


屋根の上から横から、様々な角度で隅々まで確認していきます。


曲線部分もきれいに仕上がっています。デザイン性の高いお住まいをさらに際立たせていました。ハイクオリティなフォルム、芸術的な曲線美です。


天井と壁のクロスもきれいになりました。長く気になっていたことと思います。
生活空間がきれいであることは気がかりがないということでもあり心地よくお過ごしいただけたら幸いです。



窓サッシ廻りの枠もきれいになりました。修復することができ、お喜びいただき嬉しく思います。



雲が多い日々が続きますが梅雨明けもまもなくですね。
田園風景が爽やかに目に映る季節です。水田の上を吹き渡る風が心地よい東金市を拠点にこれからも地元のお住まいの専門店“お住まいのかかりつけ医”としてお役に立てたら幸いです。


お住まいのことで気掛かりなことがございましたら「こうちゃんペイント」にお問い合わせください。
 

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