「帯板」ってなんですか? 傷んでないですか? 「ガルバリウム」って知ってますか?

雨と台風の季節になりました。スッキリしないお天気が続いていますね。雨はお家の天敵。外壁の凹凸部に雨水がたまり、そこから塗装が傷んでくることがあります。 そういうわけで大忙しのこうちゃんのもとに舞い込んだのが、「帯板が剥がれてきたから直してほしい」というご依頼。 ところで、「帯板」ってご存知でしょうか。

外壁の表面に黒っぽい帯状で色違いになった部分がありますね。これが帯板。湿気に弱い石膏ボードでできています。「飾りみたいなものだよ。あると少しオシャレに見えるでしょ」とこうちゃん。写真のように壁のツートンカラーの境目などによくみられるそうです。

ただ、かわいいだけではなくて問題もあるといいます。 それは、剥がれなどの症状が出やすいこと。いちばん目立つところに施してある飾り部品であるだけに、傷んできたらまずいですよね。 今回のご依頼は、そんな帯板の修繕です。現場は大網白里市内の新興住宅街にある2階建ての一軒家。1階と2階の境目にあたる部分に付いている帯板の塗料が、剥がれてきていました。

石膏ボードを後付けしているという特性上、上図のように外壁表面に段差ができてしまいます。今回の事例は、その段差の上に雨水などがたまりやすくなり、慢性的に湿った状態であることから発生。塗装の僅かな隙間から入り込んだ水が帯板の裏側に溜まったり、帯板本体が水を含んだりしたことが原因と思われます。しかもこちらのお客さま、一度塗り替えてからこの症状が出てきたのだとか。何が起こるかわかりませんね。

そこで弊社が提案したのは、「帯板カバー工事」。帯板そのものを雨に強い建材で覆うことで見た目はそのままに、でも耐久性は抜群に、というこうちゃん得意の工法です。

「帯板はどこの家主さんにとってもその家の自慢のチャームポイント。楽しむための部品だから、もう二度と剥がれでうんざりしてほしくないんだ」とこうちゃんが思いを明かしてくれました。

材料は「ガルバリウム」というアルミニウムと亜鉛の合金メッキ鋼板。サビなどに強い素材です。これを帯板と同じ幅に加工してから打ち付け、塗装をするのが大まかな工事の流れです。メリットは帯板が傷んでいてもそのまま上から施工できるため、工事が大掛かりにならないこと。そのため工期も1日もあれば十分なのだそうです。廃材も出ませんので環境にも優しく、費用は石膏ボードを張り替える工法に比べて7〜8割とリーズナブルです。

現地調査に伺ってから約2週間後、こうちゃんはガルバリウムの実物と見積書を手に再訪。お客さまは「建ててくれたハウスメーカーはなかなか対応してくれなかった。このスピード感は地元密着の強みだね」と喜んでくださいました。

建材に明るい方で、「今どきのガルバリウムは薄くなったね。これなら加工もしやすそう。ガルバリウムは腐食に強いから、この辺りだと京葉線とか総武線とかの駅の照明器具なんかにも使われているんだよ」と豆知識もいただきました!!

さて、帯板のトラブルはよくあるものだということではありますが、こうちゃんに言わせれば、しっかり施工をしていれば、そこまで弱いパーツでもないのだそうです。 施工のポイントは、帯板の上の水が溜まりやすい部分にしっかりとゴム状の素材でコーキング(防水処理)をすること。そうすれば外壁本体との間に水が入り込んだりすることがなく、長持ちするんですよ。

皆さんもお家の帯板を、ちょっとよく見てみてください。コーキングはしっかりされていますか? 施工中なら業者に確認してみるのもいいかもしれませんね。もしはがれてきていたら、迷わずこうちゃんペイントにご連絡ください!!!

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◆塗装・リフォーム歴◆35年
東金市で創業15年

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