塗装を美しく仕上げるには、事前のしっかりとした準備が大切です。
まずはチリ一つ残らないよう表面をキレイに掃除すること、それから、はみ出さないようにペンキの境目を丁寧に保護することです。


①掃き掃除も丁寧に
先日の水洗いに続いて、こちらの現場ではもうひと押しの清掃作業が行われています。

破風※の中塗り※作業を一段落させた塗装職人。なにかに気づいた様子でいったん車に戻ると、またすぐに足場を登ってきました。手にしているのはほうきとちりとり。ベランダと屋根の間の僅かなスキマにほうきを差し込むと、、、、、、、。
※屋根の縁の側面
※三段階ある塗装作業の２番めの段階

出てきました！砂やら枝やら落ち葉やら、、、、etc.。出るわ出るわ、といった勢いです。
ベランダの下なんて塗装に直接関係ないのでは、と思われるかもしれません。それでも、万が一飛び散ったりしないように。そして、「作業中も常にキレイに、お客さまにできるだけ気持ちよく過ごしていただく」というのがこうちゃんの哲学です。そんな一端を垣間見た今日の出来事でした。


②はみ出さないよう、隙間なく
塗装を美しく、といえば「養生（ようじょう）」もまた見ていただきたいところ。
少し離れたところにある住宅街では、明日からの外壁塗装を前に塗装職人が養生作業に汗を流しています。

「養生」というといろいろな場面を連想できますね。健康のため身体を大事にするのも「養生」。引っ越しなどで家具や壁が傷つかないよう布やパッキンを被せるのも「養生」です。
塗装の場合の「養生」とは、ペンキがはみ出したり飛び散ったりしないよう、そうなってはならない部分を覆い隠すことをいいます。

今回の塗装は屋根と壁ですから、例えば塗ってはならないドアや玄関はこのようにビニールで完全防護します。


窓もこのとおり。専用のテープでしっかりとめてありますね。


雨樋も、、


壁の下の水切り※もしっかりと。狭いところはビニールを細く切ったりしながら、しっかりやっていきます。
※壁材とコンクリート基礎の間のパーツ

基礎部分や１階が終わったら、足場を上に下に移動しながら２階の壁周りも行います。建物の周りを一人で何周もして、もれがないかしっかりチェック。この地道な作業の意味は、塗装が一通り終わって養生を剥がしたときにはじめてわかるんです。
とにかく、キレイに仕上げていきます！




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◆塗装・リフォーム歴◆３5年
東金市で創業15年
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